月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

謹賀新年

2010年01月01日 20時59分33秒 | 仏々相念(住職日記)
あけましておめでとうございます・・・

皆さん、新年をお迎えになられて如何お過ごしでしょうか?
遠方より帰って来られたご家族をお迎えになり
楽しく、温かくお過ごしになられておられるのでしょうか?
或いは、不況で帰れないからと遠い我が子を思い過ごされているのかも・・・

いづれも昨日が今日になっただけなのに、
いろいろ考えさせられます。

102歳のお婆ちゃんがお亡くなりになりました。
「ここまで生きたら大往生ですよ・・・」
本当に年齢には不足はないでしょうね。
でもその齢の中には、身を切られるような切なさにも出遭われました・・・
逆縁・・・
その辛さ、悲しさ、やるせなさを引っさげながらよく頑張りましたね。
目を瞑られ横になっておられるその姿に声を掛けずにはおれませんでした。

坊守とお節を頂きながら、
「いつまで生きたい・・・?」
「そうね・・・あと○年したらK君が卒業するから・・・」
「そしたら孫ができて、入学するまでは、卒業、成人、・・・」
キリがありません・・・
あなたと一緒にいたいのです・・・
あなたといっぱい笑っていたいのです・・・
そんな日々が続くのなら・・・ずっと生きていたい・・・

儘ならん今を生かさせて頂いています。
私は、1人ぼっちになってしまうと崩れてしまうだろうなぁ~  

崩れる私を知りぬいて、お立ち向かいの仏さまでした!


今年も大切に生かさせて頂きたいですね・・・       

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