月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

角坊のはなし

2017年09月23日 18時17分06秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


角坊(すみのぼう)は親鸞聖人がご往生された地に建てられたお寺です

この地で親鸞聖人は90年のご生涯の最後をお過ごしになられました。

その最後のご様子、どれだけしんどかったことでしょう。

ても、そのお身体にはお念仏が充ち満ちてくださっていたでしょう。

お念仏にあえた悦びも充ち満ちていたでしょう。

そのお姿を思わせていただきながらの正信偈のおつとめは、とてもありがたく、感極まりました。

そして、ここで阿弥陀さまのおはたらきを、お取り次ぎさせていただきました。

なんともありがたいご縁でした。

ようこそ、ようこそ

ありがとうございました。

なんまんだぶつ(^人^)


遇い難いご縁のはなし

2017年09月22日 23時06分04秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


明日、本願寺角坊にて秋のお彼岸法要がおつとまりになります。
併せて【親鸞聖人鑚仰布教大会】が開かれ、一席お取り次ぎをさせていただくことになりました。
角坊とは、親鸞聖人ご往生の地です。
その場所でのご縁をいただくとは、本当にありがたいことです。

私が布教使を志したのは、父の死のご縁からです。
父は「ご本山の常例布教に出講し、御影堂法話で御真影様(親鸞聖人)にお礼が言いたい」という思いで、布教使の任用試験を受け平成15年5月に本願寺派布教使として任用されたのですが、その1週間後に65歳の生涯を終えました。
到底父の代わりにはなりませんが、父が今生最後にその病の姿で教えてくれた阿弥陀さまの願いとおはたらきとそのめあてとを、お伝えさせていただこうと思い私は布教使を志しました。

明日、親鸞聖人がご往生された地でお取り次ぎをさせていただきます。
父のことも少しお話させていただこうと思っています。
遇い難いご縁を明日に控え、緊張、楽しみ、入り混じっています。