就活鶴丸ゼミ・社会人基礎力養成講座

大学生・大学院生のための就活指導
社会人基礎力養成講座

エントリーシート・内定者はこう書いた!  奥義直伝

2008年03月07日 02時30分41秒 | 内定者ES例
数年前の鶴丸ゼミ受講生が書いたWEB用エントリーシート(ES)です。
手書き用とWEB用では書き方は異なります。

自分の書いているESと見比べてみましょう!駆け込み寺で時間のない方のため、特別に公開しまつ。見当違いの努力を重ねて、書いても書いても通過できない愚だけは防げるはずです。ただし、自分の書いた文章とこの文章との違いがわからなければ、救えませんが・・・・
とにかく「真似る」⇒「学ぶ」の精神で日々是努力することです。

ここまで書けるにはやはりそれなりの「訓練」が必要でつ。

「訓練」とは、誰に対して書く文章なのかを意識して書くということ。

誰⇒企業の人事担当者⇒その企業にとって利益となる「人財」の発掘

ならば、その企業がどんな会社で、どのような人材を求めているかを知り、⇒企業研究

どのような点で自分は貢献できるかを⇒自己分析

論理的に伝えることが⇒コミュニケーション力

出来れば、採用となる可能性が高まります。


これが彼を知り、己を知れば、百戦あやうからず!ということでつ。

ちなみに孫子がここで指摘しているのは、100回戦っても危険に陥ることはないということで、戦えば必ず勝てるとは言っていない点に奥深さがありまつ。
就活にこれをあてはめてみると、必ず内定がでるというわけではないということになります。あくまで可能性が高まるとした所以でつ。



○志望理由
【なぜ御社か】1.御社のコーポレートスローガンである「○○○・・・・」という、お客様一人ひとりの美しさを求める姿勢に感銘したからです。御社の店舗を利用した時も、ビューティーアドバイザーの方が親身になって相談に乗ってくださり、社員の方にもこのスローガンが浸透しているのだと実感しました。2.「○○ブラ」や「○○ブラ」等、魅力的な新商品の開発力に優れているため。将来的には商品開発に携わりたいです。
(200字)

○今までで自分が一番大きく成長した出来事。それを通じてどのように成長できたのか具体的に。(400字)
■秘書技能検定準一級の二次試験合格への再挑戦■昨年、秘書技能検定準一級に挑戦しました。一次試験の筆記は合格したものの、二次試験の面接は不合格でした。【合格への努力】1.一日7時間にもわたる、面接対策講座を受けました。(お辞儀の仕方から、笑顔の作り方、言葉遣いなどみっちり指導していただきました。)2.毎日鏡の前で一人模擬面接を行いました。3.当日は一時間早く試験会場に行き、友人と二人で、何度もロールプレイングを行いました。→その結果、見事合格することができました。また、面接官の方から渡されたチェックシートでは、すべての項目において一番よい評価をいただけました。【この経験から学んだこと】1.最後まであきらめず、粘り強く取り組む姿勢の大切さ。2.毎日の小さな努力の積み重ねによって、大きな結果が得られるということ。■この先辛い事や大変な事も、自己成長のいい機会だと思うことで乗り越えてゆけると思います。■
(398字)

○学生時代に最も打ち込んだこと。それによって自分が得たこと。(400字)
■ホテル内中華料理店での接客のアルバイト(二年間継続)■【この仕事において努力したこと】伸び悩んでいたランチタイムの売上げをいかにアップさせるか、これを達成するために以下の二点を努力しました。1.接客サービスの向上。(教育係でもあったので、「お客様に言われる前に動く」ということを徹底しました。)2.アンケートを採り、お客様の生の声を聞きました。(これらを基にして、ランチメニューの改善や、ポイントカードの導入を行いました。)【この経験から得たこと】1.自ら率先して積極的に動くことの重要性。2.お客様のニーズを的確に捉え、それに合ったサービスを提供することの難しさと、やりがい。3.お客様を第一に考えることがそのままお店の利益につながることを実感しました。【御社で実践したいこと】御社でも、お客様との関係を大切にし、常に積極的なフットワークで仕事に取り組むことで、社業の発展に貢献させていただきたいです。
(396字)