アクセルをあおると激しいノッキング、インストパネル上には、エンジンチェックランプ。しかもエンジンのマークの中に星が入っています。4M系の診断手引きがあったので、ダイアグカプラーを外して、点滅回数を確認。17番検出。そこでストップ。
4D33エンジンは新しい4M系と違って、古いエンジンにエミッション系の電気制御を強引にとりつけたような感じで、乗用系の4Dの故障探求が通用しません。乗用系4Dはチェックランプがそもそもないという話を聞いたためです。
そこでふそうさんへ直接質問。FE51C 4D33の17番は「タイマピストン位置フィードバック不良」だそうです。意味がわかりません。
そこで推測します。タイマピストン位置センサーというのがあり、それはそれでモニターされているようです。このセンサー本体、配線はOKということ。ということは何らかのピストンを制御する中で目標値にあわなくなってきたのでしょうか?制御量I項的なものが次第に発散してきて制御限界を超えたのか?
ちなみに17番ならECMを交換せよ、と書いてあります。コンピューターの中で計算ができなくなってきているからコンピューターを修理すればいいのでしょうか?
普通、「フィードバックができなくなる」という故障は、デバイスそのものが劣化や磨耗で本来必要な制御量に制御できなくなるということです。たとえば、ISCがカーボンで詰まってきて、新品では±50%のデューティー値で制御できていたのが、空気の通り道がすくなくなり+70%、+90%と値を増やし最後には+100%全開にしても空気が足りない→回転不足→エンストという流れ。コンピューターが計算できなくなる前に、物理的に壊れていくのが原因であり最初の現象になるはず。
タイマピストンっていうのは噴射時期を進める(遅らせる)ものだとすれば、進みっぱなしになってノッキングしていると考えられます。やはりECMの計算間違い(その計算だけできていない)というより、ピストンの固着とかそんなもんじゃないかと思うのですが・・・。
ポンプASSY交換しても直らんでしょうねえ。ECMは高額だし、中古は手に入らんでしょう。燃料フィルターでもまずは交換してみるとか。
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