戦後75年
戦争の記憶も風化してゆきます
戦争のことを初めて読んだのは
中学の図書館での 「雲の墓標」
戦争のことに関心があったわけではなく
「雲の墓標」というタイトルに惹かれての読書でした
で、今日作者阿川弘之を検索していて見つけました
志賀直哉との対談をYouTubeで聞きました
まるでタイムスリップしたような!
高校時代の私は海外文学に嵌っていて
日本文学は必要最低限しか読んでいません
志賀直哉と言えど明治の文豪森鴎外等と同じ部類
昔昔の人でした<笑
文章の神様>ということは知っていましたが、海外文学に
忙しくて読むまでにはいたりませんでした
読んだのは<暗夜行路>と<城崎にて>くらいです
一つだけ覚えているのは
当時武者小路実篤も教科書にも載り読まれていましたが
私は て・に・お・はの多い長い武者小路の文章は
好きではない。 志賀直哉の方が好き>
ということくらいでした<笑
タイムトンネルを抜けて聞こえて来た志賀直哉の声
いい意味で予想外であり身近に感じられ<笑
読まなかったことが悔やまれます
この際読んでみたくて 「志賀直哉随筆集」 を
アマゾンで申し込んだのですが、多分この本が
コンビニ支払い不可で困っています
ネットでの申し込みも上手くゆかず、
半世紀も前の声をYouTubeで聞き感激し
相も変わらず機械音痴の私は
笑われそうな世捨て人の
夏の日々を過ごしています