★★重要じゃない追記を行いました。最下部です。
★重要な追記を行いました。最下部です。
友人と所用で神社へと続く参道の坂道を登っていたところの事です。真冬で駐車場はガラガラ、当然、参道にも人っ子一人いません。
ここで見事にやられました。
何気なく友人と離れて歩いていました。もしかしたら友人のイタズラだったのかもしれません。この記事を書くこと自体、ちょっと気が引けるのですが、アクセス解析によると影響は無いので書いてしまいます。
突然、声をかけられました。老婆の声です。どこに居るのか判らず、一瞬動揺してしまいます。のっそりと物陰からおばあちゃんが現れました。「これ、舐めてみんかえ」と掠れた、か弱い声で囁きます。催眠術にかかったように差し出された飴を舐め、気づいたら千円出して飴を買っていました。
友人は少し離れて私を見ています。そして「あのおばあちゃんには俺も前、やられてなぁ」と言います。これ、完全にイタズラやん(笑)。
恐らくですが、おばあちゃんは楽しんでいます。当時の私など、赤子のようなものです。びっくりさせるのが楽しいのでしょう。儲けようなんて考えていないのでしょう。
これをご覧のごく少数のみなさん、こんどはあなたがイタズラを友人にかけちゃいましょう(笑)
★ここから重要な追記です。ライングループからの転載となります。
押し売りというのは、用兵の常道である、多数をもって少数を攻める、という作戦局面での強引な突撃戦術を指します。
今回のおばあちゃんの取った戦術は、いわば奇策の範疇に入ります。用兵としては、奇襲、夜襲、待ち伏せの類のうちの、「待ち伏せ」に相当します。
虚を突いて、相手を混乱状態に陥れ、その間に戦術目標を達成する、というものです。
(作戦と戦術は明確に分けて考えてください)
参考になるヤンの台詞を付けておきます。
「少数をもって多数を破るのは、一見、華麗ではありますが、用兵の常道から外れており、戦術ではなく奇術の範疇に属するものです」
「それと知らないローエングラム伯とは思えません。次は圧倒的な大軍を率いて攻めて来るでしょう」
「ボタン戦争と称された一時代、レーダーと電子工学が奇形的に発達していた一時代をはぶいて、戦場における用兵にはつねに一定の法則がありました」
「兵力を集中すること。その兵力を高速で移動させること、この両者です。これを要約すればただ一言、『むだな兵力を作るな』です」
おばあちゃんは加齢な、じゃなくて、華麗な奇術を見せてくれたのです。千円はその見物料金です。
これが出来るのは客の少ない冬だけですので、おばあちゃんも冬を楽しみにしているに違いありません。きっと今も。
この文章は、ブログ記事に付け足します。
孫子の兵法が「プレジデント」誌などでビジネス書としてもてはやされていた時代が懐かしいです。
私が小学生の時でしたっけ、読みましたよ、私も。嫌なガキだw
★★重要じゃない追記です。飴の袋を変更しました。また固まるのは嫌ですからね。