ゆっくりと

自分としては珍しく午後からはテレビ漬けの１日になった。
女房殿の付き添いで買い物に出ることもなくゴロゴロと・・・。

今までは二日酔いとか風邪引きとかで体調が悪く、こんな日があると
夕方には自分に腹が立って『なんともったいない１日を送った！』と感じていたのに、
昨日は不思議にそんな感情にならず、夕方のウォ-キングの時間も
テレビに見入っていた。こんな事なかったのに・・・。

テレビも日曜日だったせいか、たまたま興味のある内容が続いたのか、
次々と、ウトウトしながらも見たのよ。
そして夜も広島カ-プをテレビで応援して・・・そのせいで連勝がストップ？

ま、こんな日がたまにあってもエエか、ゆっくり身体を休めるし・・・
とかも思ったけど、ひょっとしたら生活スタイルが変わり始めたんかもしれん。
その時代その時代で、環境も違うけぇ生活スタイルが自然と変わってくる。

子供が小さい頃は育児は女房殿と母親に任せっきりで、仕事中心で
日曜日も仕事関係の人との付き合いで遊ぶ事が多かった。
子供が小学生になった頃からマイホ-ムパパとなり、休みには家族と過ごし
正月や盆などの連休は家族と小旅行に出かけるようにした。
これはその頃、脱サラしたんで、そう出来たんかもしれんが
『子供が小学生の内に家族との思い出作りをしておこう』
独身の時から、自分の体験でそう思っていたのもある。

子供が中学生になると旅行にも付いてこなくなったんで
地域活動に精力を注ぎ込んだ。
それまで隣近所との付き合いなど女房殿任せじゃったが、
ついに町内会デビュ-を果たした。

地域活動は今でも続けておるが、役職は若い人に譲り
18年前からおやじバンドを結成し、今やあちこちからオファ-が入るほどに。

振り返れば、すべての行動のリ-ダ-シップは自分じゃった。
言い出しっぺじゃけぇ当然自分が先頭に立って動くしかない。
知恵はないけぇ、汗を出すことしか出来んのは分かっとるけぇ動いた。
自分が動くことによって周囲は仕方なく動いたのかもしれん。

知らん間に年をとった。
ワシだけじゃない、みんなそうやって多少の違いはあろうが年をとって
この世で課せられた任務をまっとうして還っていくんじゃろうね？