鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

スクランブル出撃で

2014年05月10日 20時46分17秒 | ソルトルアー釣行

  仕事をキッカリ17:00時に終え、いつもの様に用足しに川に下りると、上流から下流側にさざ波が立っている。


「んっ、これってもしかして西風」。


用足しもそこそこに、ツユ切れは悪いが、オイラのモアザン?を慌てて仕舞い込み車を走らせる。


R6から見た花貫の河口は、案の定ベタ凪!。


何処に入るか思案して、なんとなく北茨城側に。


今年、初の仕事帰りの釣行。



いそいそ支度をしてサーフに出ると、「わぁ~完璧!1時間前だったらね」のポイントが広がっている。



しかも、例の濁りあり。



「あ~っあのルアーがあれば」と思っても、オイラの1軍クラスは、すべてお家です。(まだ、本気モードじぁないもので)


それでも、手持ちの当たりそうなルアーを、ここと思えるポイントに叩き込む。



釣れるとすれば、潮の引ききったこの時間帯では、沖のブレイクのチョイ向うに掛けるしかない。



異常なし!。


「やっぱ無理か」。



諦めて、セカンダリーポイントの南か北か行くか迷う。



どちらも、自分の立ち位置より約70mの距離。



両方攻める根性は無いので、南側を攻めてみる。



この水深では、無理と思いながら、サイレントアサシン140Sを投じてみたものの、やはり底を小突いてしまい、「ダメ~」。



ルアーを最初の裂波に戻し、叩き直しながら、最初のポイントを見ると「やっぱあっちだよなぁ~」の雰囲気ありあり。



そこで、もう一度そこに戻り攻撃開始。



ここは、立ち位置から南は南に流れ、北は北に流れている中間の位置。つまり横潮流の分岐点。


オイラの大好物のポイント、なんだけど、潮が落ち過ぎてかなり浅い。



それでも、ココしかないのだから自分に言い聞かせキャストを繰り返す。



「食うとすれば、沖からファースト
ブレイクに差し掛かる沖だろう」と攻める。


数投後、その沖を通り過ぎ、白波に裂波がバランスを崩したので、リトリーブ速度を速めた直後ゴゴゴゴンッー!。



「ウソッ~きちゃったの~」と半信半疑に合わせを叩き込むと確かな生命反応。



そこで、更にスプールを押さえながら追い合わせを2発食らわせると、白波の中にヒラメの尻尾が浮き上った。


今シーズンの初物なので、慎重に波打ち際をやり過ごし、無事ランディング成功。



42cmながら肉厚の初物ヒラメ。
003




「いや~2年ぶり位に投げたピンクキャンディだったかな」。


「コイツは、夕マズメや濁り潮に威力あったもんなぁ~」。


あらためて、裂波は凄いなぁ~。