仕事をキッカリ17:00時に終え、いつもの様に用足しに川に下りると、上流から下流側にさざ波が立っている。
「んっ、これってもしかして西風」。
用足しもそこそこに、ツユ切れは悪いが、オイラのモアザン?を慌てて仕舞い込み車を走らせる。
R6から見た花貫の河口は、案の定ベタ凪!。
何処に入るか思案して、なんとなく北茨城側に。
今年、初の仕事帰りの釣行。
いそいそ支度をしてサーフに出ると、「わぁ~完璧!1時間前だったらね」のポイントが広がっている。
しかも、例の濁りあり。
「あ~っあのルアーがあれば」と思っても、オイラの1軍クラスは、すべてお家です。(まだ、本気モードじぁないもので)
それでも、手持ちの当たりそうなルアーを、ここと思えるポイントに叩き込む。
釣れるとすれば、潮の引ききったこの時間帯では、沖のブレイクのチョイ向うに掛けるしかない。
異常なし!。
「やっぱ無理か」。
諦めて、セカンダリーポイントの南か北か行くか迷う。
どちらも、自分の立ち位置より約70mの距離。
両方攻める根性は無いので、南側を攻めてみる。
この水深では、無理と思いながら、サイレントアサシン140Sを投じてみたものの、やはり底を小突いてしまい、「ダメ~」。
ルアーを最初の裂波に戻し、叩き直しながら、最初のポイントを見ると「やっぱあっちだよなぁ~」の雰囲気ありあり。
そこで、もう一度そこに戻り攻撃開始。
ここは、立ち位置から南は南に流れ、北は北に流れている中間の位置。つまり横潮流の分岐点。
オイラの大好物のポイント、なんだけど、潮が落ち過ぎてかなり浅い。
それでも、ココしかないのだから自分に言い聞かせキャストを繰り返す。
「食うとすれば、沖からファーストブレイクに差し掛かる沖だろう」と攻める。
数投後、その沖を通り過ぎ、白波に裂波がバランスを崩したので、リトリーブ速度を速めた直後ゴゴゴゴンッー!。
「ウソッ~きちゃったの~」と半信半疑に合わせを叩き込むと確かな生命反応。
そこで、更にスプールを押さえながら追い合わせを2発食らわせると、白波の中にヒラメの尻尾が浮き上った。
今シーズンの初物なので、慎重に波打ち際をやり過ごし、無事ランディング成功。
42cmながら肉厚の初物ヒラメ。
「いや~2年ぶり位に投げたピンクキャンディだったかな」。
「コイツは、夕マズメや濁り潮に威力あったもんなぁ~」。
あらためて、裂波は凄いなぁ~。