鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

初心者のキャストの話

2015年06月07日 08時20分25秒 | 釣れる?ノウハウ
2015年シーズンの幕も開けたし、オイラがサーフで気になる
初心者と思われる人の、キャストの話をしてみます。

サーフ初心者で、 なんか、自分距離出ないなんて、思ってる人いないかな?。

オイラの目から見て、飛ばない原因は、大きく二つあると思う。

一つは、ロッドとルアーのバランス及びラインの太さね。

硬めの竿で軽いルアーを遠投するのは、上級者でも難しい。

逆に、柔らかい竿で重いルアーは、結構飛ばせるけど、ポキッと逝きやすい。

これらは、ロッド説明書に適正ウェイトが書いてあるから、ルアー重量を、
きちんとチョイスすれば済む話だ。


あと、ラインによっては、1.2号を1.0号にしただけで、大分違う事があるから、試して欲しい。


問題なのは、投げ方を理解してない人、意外に多いですよ。


遠目に見ても、ビギナーとすぐわかる。


それは、こんな人ね。

ルアーを投げ釣りの鉛みたいに、後ろにダラ~と垂らしてから投げる人。


ダラ~は、無くても三拍子のリズムでキャストする人。

三拍子のリズムとは、バックスイングからルアーが後ろに行った段階で、一呼吸間が空いた後、フロントスイングに移行する投げ方ね。

「大きく振りかぶって投げる」みたいな。


これだと、ルアーが後ろで遊ぶから、ラインが穂先に絡み、高切れし易くなる。

思い当たる人、居るんじゃないかな。

本来キャストは、バックスイング⇒フロントスイング(リリース)の二拍子で完結すべきもの。
(イチニのリズムね)

これによって最大限ロッドの反発力を使える訳。

決して遠心力で飛ばすんじゃ、ないですよ。

それには、できるだけ手元の動きを小さくして振る事が大事なのね。
(遠心力、利用してるけど)

イメージが沸かないなら、ロッドの穂先側のピースにリーダーを結んで、その先にスナップを付けて振ってみるといい。

手元を小さくシャープに降らないと、ラインがきちんと伸びない筈だ。

ピュッて感じにね。
(僅かなスナップの重みを感じることも大事ですよ、これが、硬い竿で軽いルアーを投げるコツ)

そして距離を出すのに重要なのが、リリースポイントを迎えた12時の辺りで、出来るだけ竿を立て続ける意識を持つ事。

よく野球のピッチャーがリリースを出来るだけ我慢して、玉離れを遅くすると言うでしょ。あれと同じ。

キャストも最大限のロッドのしなりを得るためには、同じような動作が必要なの。

いわゆるタメね。

軽いルアーならより素早く、重いルアーのバックスイングはゆったりと、
どちらにも共通して言えるのは、肩の前でロッドを捌くイメージで振る事でパワーをロス無く使えるのよ。

総じて言えることは、初心者は振りが大きいということ。

今回の話は、あくまで自分のキャストに対する考え方なので、
そこんとこヨロシク!。

ん~文章で伝えるのは難しいけど、少しは参考になったかな。