鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

寒いのはいやだ

2014年11月16日 16時54分08秒 | ソルトルアー釣行
 今日は、久々にしょうちゃんと出撃。

自宅を5:30に出てサーフへ。

非常に寒い。スナップを結ぼうにも、かじかんだ手と老眼で
さっぱり結べない。これが、後の悲劇に。

居ますね、大勢の漁師。

ようやく、良さげなポイントを見つけ戦闘開始。

全体に浅いけど、ここが一番波が安定していた。


フォルクラムから始めたが、なんか違う。

浅すぎなんだな。

なので、裂波にチェンジ。

手前には、小さなベイトがピョンピョン。

多分いるはずだが、無反・・・・。

ならば、沖なのねと、遠投を開始すると直ぐにドッ と来た!。

まずまずの53cm。


その後、食いそうなのに食わない。

なので、この時期良く使うサヨリを意識したパターンにチエンジ。

すると、またもや直ぐグッ。

「ほれ来た!」。完全に首を上げて軽く食った感じの重量級に、よせばいいのに
合わせを思いっきり・・・・。

「切れました」。

そう、朝方何とか結んだスナップの結束が無残にも破断。

「寒いの嫌いだー」。


帰宅後、必死に同じものをネットで探すもノーバイト。

しょうちゃんはといえば、豪快に竿を曲げ座布団かと思いきや、途中から引きがおかしくなり
最後は、底にへばり付いて動かなくなりエイ決定。


「ヒット直前、青物が見えて、イワシが打ちあがったんだ。」

「それなのに~」と泣いておりました。

その後、オイラのアクシオンでの遠投作戦に70mほど沖でヒット。

残念ソゲ35cm。


しょうちゃんにもバイト出るも、乗らずに終了。


午後の部。


ストライクのポイントに空き。

本命にしょうちゃん、オイラは浅場を探索。

しばらくして、しょうちゃん57cm。


それを見て、直ぐに寄ってきた親父に60cm。

その向うのお兄さんもヒット。

オイラは焦りながら、フォルクラムでようやく、ガッと来てガッなのに乗らず。

その数投後にもグッと来て乗らず。

隣で、しょうちゃん2枚目45cm。

向うに更に入った人も掛けたみたい。

オイラ完全に沈黙。


皆さんの爆釣を横目に再び浅場に逃避行。


KOME80にカンっと来て乗らず。

「あ~死にたい、お腹ちくちくする~」。どうなってんの。

ここで、気を取り直して、朝当たった裂波装着。

あっさりカコンと乗ってきた。

しかも、おもっ。時折ガンガン引くし、これは座布団かと思いきや、
またしてもスレ。


なんと40cm。チイサ。


それから、少しコースを変えて、さんざん叩いたけど、居そうで居なかった箇所を
再調査。

今度はドッ。

「やっぱ居た」。45cm。

計測して、針を外そうとした瞬間、大暴れするヒラメ。

直後、我が目を疑った。

なんと、針が親指外側の皮を貫通。

なので、写真無し。

「やっちまった」。

幸い、まったく傷みはないが、一人ではどうすることも出来ず
もがいていると、親切そうなお兄さんが横切った。

少女のようなつぶらな瞳で、助けを求めるオイラ。

快く応じてくれるお兄さん。「素敵だ、惚れそうだ」。

なんとか苦心して、針を切断していただき、親指無事救助。

本当にありがとうございました。

せっかくの、夕マズメの貴重な時間無駄にさせて
申し訳なかったです。

しょうちゃんとは、距離が離れて、まったく見えなかったし、
助かりました。


それにしても、午後の部は、半数以上のアングラーが魚獲ったんじゃないかな。

しかも、大型が多かったな。


痛い思いしたけど、満足な1日でした。

やっとの思いでソゲ

2014年11月11日 17時26分58秒 | ソルトルアー釣行
 お昼に雨がちらつきだして、お仕事を早々に片付けるオイラ達。

行き先は、当然ながらサーフ。(笑)

どこに行くか悩んだけど、養護学校前が誰もいないので攻めてみることに。

2mの波予想だから、仕方ないけどバウンドが大きく攻めずらい。

フォルクラムだの、アサシンだの上、下丁寧に攻めても答えが出ない。

と、2羽のカモメが浅瀬に刺さりだした。

浅瀬をバイブの攻めは試してないし、カモメが狙ってるのも小さい魚の気がしたので、
KOME80で浅瀬の白泡の中にぶち込んで、サッと浮かせた瞬間にドンと一発回答。

38cmのソゲだけど、この条件で釣れたのは、素直にうれしい。


ようやくだけど、バイブの釣の精度が上がってきた。

今年は、ワームの年になってるけど、あくまでもオイラは硬いので勝負。(笑)

その後、社長もバイトを得たみたいだったけど、残念ながらバラシ。

波が高いからしゃ~ないな。

なんだかんだ、薄暗くなるまでガンバッてみたけど追加は無し。

かなり沖では、物凄いボイルが2回あったけど、キハダかブリか?。
とにかくデカイ奴だったな。

あんなん掛けてみたいもんだ。

ラプラスの箱

2014年11月05日 21時20分32秒 | その他
 ようやく今日、4日間レンタルビデオ屋に通いつめて、ガンダムUC7
を手にする事が出来た。

はたして、ラプラスの箱の正体とは?。


娘と、じっくり鑑賞。寮の息子は、無念のコメント。


ん~んそういう事か。(正直、あと5回は見なきゃわかんねぇ・笑)


要は、人はもったいぶられた情報、思想、概念なんかにいともたやすく操られてしまう。


それを打消し、道を開くのは自らの信念。こんなメッセージと受け取れた。


アムロ、シャー、リリィ、マリーダの思い(涙)。いい!。


このシリーズは、初代ガンダムの完結編とも言うべき内容で、最終話を見終えてなんかむなしくなった。


だって、この先の話無いでしょ。作れんの?サンライズ。


そして、我々釣師もラプラスの箱に頼りすぎじゃないの。


誰が何処で釣ったとか、大きいの出たとか。


本当は、そこにあることが、真実かどうかも分からないのに、誰かの発した情報が、
さも、確約された結果をもたらすと信じて疑わない。


でも本当は、個人個人が、今目の前にしてる状況そのものが、真実であり現実。


ラプラスの箱の中身を作るのが、自分自身だと言う事が理解できれば、もっと楽しめるし、
結果も出るんじゃないかな。


誰かの発した流れに身を任せるのではなく、遊びなんだからこそ、己の思想、価値観
わがまま、全てぶつけて楽しみたい。


でも、人は弱いから自分の信念に疑念を抱く。オイラもそう。


ヒラメ世紀?年。この釣りは、成熟していないと思う。


鮎や、磯、渓流といったオイラが経験してきた釣に比べると、発展途上なのは明らか。


さあ、皆で、ラプラスの箱を作ろう。


その思いは、釣り場環境、地球環境の保全、永続が約束された願いを込めて。

ナイトサーフを書いたばかりだが

2014年11月03日 17時11分36秒 | ソルトルアー釣行
 午前中、ナイトサーフのあれこれを書いているうち、なんとなくシーバスをやりたくなった。

しかも、昼に。(笑)

昨日は、仕事だったけど今日はせっかくの休み。疲れているし、午前中
オヤジの施設に行って、車椅子の散歩をさせ、昼には、嫁と娘に昼飯を食わせて
ようやく自分の時間。

出撃は、14:00。

予想より荒れてるわ。
これでおとなしい状態

狙うのは、テトラに挟まれたサーフのワンド2箇所。

1箇所目は異常なし。

2箇所目、恐る恐るゴロタに乗りベビーローディの2投目、手前のテトラの際でグッ。

乗らず。

なので、ルーアーを得意の裂波に変え数投目で、今度は明確にギュッと乗った。

小さいのだろうけど、良く引いて暴れる。

テトラの際に突っ込んだりして、なかなかスリリング。

少し楽しんで、ブッコ抜き。

最近のレギュラーチーバス。14:37分
小さいけど綺麗

その後も何度かバイトは有るものの、波が悪すぎてルアーを安定させられず苦戦。

楽しめたので、1時間強振って、今日はよしとしましょう。


ナイトサーフでのシーバスの狙い方

2014年11月03日 08時25分38秒 | 釣れる?ノウハウ
9078さんよりナイトサーフでのシーバスの釣り方について、
ご質問を受けたので、オイラなりの狙い方、考え方を少し書いて見ます。

シーバス釣りは、エキスパートがたくさん居るし、今更オイラの話が参考に
なるのかは、分からんよ。食いたい時しかやらないし。(笑)

ただ言える事は、県北サーフのナイトで、シーバスを狙っている人は、あんまり
居ないね。たまに、特定の場所でだけ見かけるから、過去にいい思いをした事があるんだと思う。



まずは、場所選び。

なんの情報も持ち得ないのなら、河川の河口付近を狙う。セオリーだね。ただ、小河川の流れ込み程度では
県北のシーバスは付かない気がする。簡単に言うなら鮭が遡上する規模の河川。
夕暮れ時に入釣すれば、かなりの確立で目視できる。ただなぜか、見えた日は釣れない。(笑)
魚が見えてしまうと、食いが立つ日没後までに叩き過ぎて、スレてしまうのかも。

後は、当然だけどヒラメが数日間釣れてるか、当日釣れた場所。または、ベイトが目視できた場所。



この中で、もう一つ大事な事がある。波打ち際に少しでもいいからヨブ、横の掘れ込みがあること。
幅にして2m以上あまり広くても良くない。水深は50cm以上もあればいい。
それで、さらにその横ヨブの左右どちらかに、浅瀬のサラシが大きく出る場所を備えている事。こんなポイントなら完璧。

恐らく、水深のあるところや離岸流を狙っても釣れるとは思うけど、回遊待ちになってしまう可能性が高い。
暗闇で、一人で長時間はつらいよ。


それに対し、浅場に居る個体はやる気があるから、案外簡単に結果が出るんです。


狙い方は、基本ただ巻きです。重要ななのはデットスローであることと、当然ながらスローでもきちんとアクションするルアーをチョイスする事が大事。

まずは、サラシの中を狙います。サラシの中でルアーがボトムノックをしてしまっても気にしない。
居ればびっくりするほど簡単に食います。

サラシで結果が出なければ、先程のヨブに張り付きます。ヒットするのは、大抵波打ち際だから、
最後まで油断しないように。当たりと同時に、砂浜にずり上がるようなタイミングで食う事が良く有ります。

そして、5分、10分叩いて結果が出なければ、少しづつ移動する事も大事。オイラは良く30m位の距離を決めて
その間を移動しながら叩きます。移動(ポイント)距離を長く取りすぎると、暗闇では状況の変化が掴みにくくなるので
この位の距離になります。


県北サーフに限ってになるかもしれないけど、凪のほうが狙いやすい。シーバスは荒れ気味のほうが普通食いがいいのだろうけど、
暗闇でシーバスをかけた場合、魚をコントロールするのは極めて困難。殴られ放題殴られます。(笑)
ヒット3に対し1キャチできれば御の字なのです。まして、荒れ気味のサーフで取り込みをやるのは、時に命がけです。
やってみれば分かります。(笑)

狙う時間帯は、日没後から2時間位が釣りやすい。日没後、1時間位までならヒラメも良く当たります。
それ以上の時間は、オイラのビールタイムに影響するから、やった事がありません。(笑)
当然だけど、満潮がこの時間帯に絡んでいるほうがいいね。


使用するルアーは、ほとんど、裂波かアスリート12SSで間に合っちゃう。余程たまに11MD使うくらい。
カラーについては、自分で考えてね。ちなみにオイラの中では、とっておきが有ります。これ一つでいいくらいの打率です。


最後に、ナイトのサーフ危険なのは言うまでもありません。気をつけて楽しむように。


何が危険かって!。


県北サーフには、見えちゃう人には見えるサーフが結構あるんですよ!。(笑)
オイラは、当然見えない人だけど。

初夏なのに背中が寒い事ありますよ~。