うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

かしこみかしこみ

2016-11-20 21:50:26 | 表へ出ろ
めでたき行事というのは友人の娘さんのお宮参りで、そのカメラマン役を仰せつかったんですねぇ~。人見知りするようになっちゃったのと、慣れない所に来ちゃったのとで、お祓いの最中も大泣きだったんだけども、なーに、赤ちゃんは泣くのがお仕事よ。それに、大人になったら泣くに泣けない事ばっかなんだから、今の内にうんと泣くがええ(爆)。

ドラフト「怪」説2016「外れ1位が皆佐々木。これがホントの『千隼フル』」その12

2016-11-17 16:58:34 | 野球・ドラフト「怪」説
★広島東洋カープ

1位(×田中正義投手・創価大→×佐々木千隼投手・桜美林大→)
加藤 拓也 (かとう・たくや) 投手 22歳
右投右打 175cm90kg
神奈川・慶應義塾高-慶應義塾大
直球を中心に強気に攻め込む姿は、引退した黒田博樹の若い頃のよう。黒田と同様、じっくり鍛えて投球に厚みを出したい。

2位
高橋 昂也 (たかはし・こうや) 投手 18歳
左投左打 181cm86kg
埼玉・花咲徳栄高
直球はバットを押し返すような重い球質で、スライダー、フォークも有効。球が暴れるタイプだが、四死球は意外に少なめ。

3位
床田 寛樹 (とこだ・ひろき) 投手 22歳
左投左打 182cm74kg
大阪・箕面学園高-中部学院大
一見すると力感のないフォームだが、長い腕を体に巻き付けるように鋭く振り抜くことで、直球にも変化球にもキレが出る。

4位
坂倉 将吾 (さかくら・しょうご) 捕手 18歳
右投左打 177cm82kg
東京・日大三高
巧みなバットコントロールとパワーで1年秋からクリーンアップを任された。「常識」に固執しない柔軟なリードも高評価。

5位
アドゥワ 誠 (アドゥワ・まこと) 投手 18歳
右投右打 196cm80kg
愛媛・松山聖陵高
ナイジェリア人の父を持つハーフ。長身ならではの独特の角度がついた球が持ち味。遊撃を守った経験があり、動きも軽快。

6位
長井 良太
(ながい・りょうた) 投手 18歳
右投右打 181cm77kg
茨城・つくば秀英高
1年秋に捕手から転向。当初は120キロ台だった直球がMAX149キロまで伸びた。マウンドさばきも経験の浅さを感じさせない。

解説
堂々のリーグ優勝。25年ぶりとは思えないぶっちぎりようで、見事なものでした。投手陣も野手陣も脂が乗りきった状況ですので、ドラフトも今年に関してはあまりガツガツ行く必要はなく、押さえておきたかったポイントは「投手」。その中でも特に黒田の後継者と左腕といったところ。最終的な1位指名になった加藤は、黒田の後継者という意味で考えるとなかなか面白い選択ですね。現状ではまだ粗削りな部分があり、黒田と同様に、数年かけて徐々に角が取れて味が出てくるタイプだと見ています。いきなり黒田の穴を埋めるというのは難しいと思いますが、「ドラフト1位の大学生」という視点は一度忘れて、高校生を見るぐらいの長い目で見守りたい選手ですね。2位・3位では左腕に目を向け、高橋、床田とタイプが全く違う2人を持ってきたのが、個人的には一番のヒットです。4位の坂倉で捕手陣に若さを加え、5位・6位では未完の大器タイプの投手を2人指名したあたりも先が楽しみで、指名順が一番最後に回って計算が難しい中、うまくまとめられたのではと思います。

ドラフト「怪」説2016「外れ1位が皆佐々木。これがホントの『千隼フル』」その11

2016-11-16 20:26:43 | 野球・ドラフト「怪」説
★北海道日本ハムファイターズ

1位(×田中正義投手・創価大→×佐々木千隼投手・桜美林大→)
堀 瑞輝 (ほり・みずき) 投手 18歳
左投左打 177cm72kg
広島・広島新庄高
スリークオーターからの力強いクロスファイアは独特の球筋で、右打者も左打者も攻略困難。早期一軍デビューの可能性も。

2位
石井 一成 (いしい・かずなり) 内野手 22歳
右投左打 180cm77kg
栃木・作新学院高-早稲田大
走攻守がまとまった遊撃手。長打力もあり、柳裕也(明治大・中日1位)や加藤拓也(慶應義塾大・広島1位)からも一発。

3位
高良 一輝 (たから・かずき) 投手 22歳
右投右打 178cm78kg
沖縄・興南高-九州産業大
リリースで球を上からしっかり叩けるから、直球やスライダーの質が素晴らしい。制球力も高く、即戦力を期待できそうだ。

4位
森山 恵佑 (もりやま・けいすけ) 外野手 22歳
左投左打 188cm92kg
石川・星稜高-専修大
今春のリーグ戦では神宮球場のセンターに飛び込む推定135m弾を披露した。「ポスト大谷翔平(打者部門)」の有力候補!

5位
高山 優希 (たかやま・ゆうき) 投手 18歳
左投左打 180cm70kg
大阪・大阪桐蔭高
フィリピン人の母を持つハーフ。線は細いが直球は力強く、変化球も豊富。ピンチでも動じない精神力の強さも評価が高い。

6位
山口 裕次郎 (やまぐち・ゆうじろう) 投手 18歳
左投左打 180cm87kg
大阪・履正社高
寺島成輝(ヤクルト1位)とのコンビで活躍した。4位以下の指名の場合はJR東日本へ進むことを表明しており、入団辞退。

7位
郡 拓也 (こおり・たくや) 捕手 18歳
右投右打 178cm76kg
東京・帝京高
俊足強肩好打で、二塁手、外野手の経験もあるなんて、まるで飯田哲也(ソフトバンクコーチ)の再来じゃないか!(笑)

8位
玉井 大翔 (たまい・たいしょう) 投手 24歳
右投右打 178cm78kg
北海道・旭川実業高-東京農業大北海道オホーツク-新日鐵住金かずさマジック
強烈なプロ志向で鍛練を重ね、社会人の2年間で体重が10キロ増え、制球力の良さはそのままで、パワーアップに成功した。

9位
今井 順之助 (いまい・じゅんのすけ) 内野手 18歳
右投左打 178cm88kg
岐阜・中京高
父・茂さんは元・阪急内野手、母・古庄成美さんはプロゴルファー。両親の長所を受け継いだ、通算68本塁打の大型内野手。

解説
昨年と同じような書き出しですが、大物選手をクジ引きで度々当てる強運とは裏腹に、外れるときはどこまでも外れるという極端さは今年も悪い方に出て、田中、佐々木を連続して外してしまいました。大谷翔平が、早ければ来年オフにもメジャーへ…なんて話も出てきていますから、大物右腕はゲットしたかったですね。しかし、外れ外れ1位は堀で来ました。確かに、左腕投手は右腕と比べると質量とも薄くなってきており、高校生ながらもある程度完成度の高い堀は、「なるほど…」と納得のいく選択ですね。2位以降も補強ポイントをしっかりわかっている日本ハムらしい指名ができたと思います。さて、6位の山口の入団辞退問題ですが、彼が志望届を出している以上、日本ハムに指名する権利はありますが、指名されたからといって絶対入団しなければならないなんて義務はありません。ましてや事前に条件を出していたのですから、断られても文句は言えません。お互いがお互いの権利を行使しただけ。山口を貶している人もいましたが、それは全くのお門違いと言えましょう。

ドラフト「怪」説2016「外れ1位が皆佐々木。これがホントの『千隼フル』」その10

2016-11-13 23:04:30 | 野球・ドラフト「怪」説
★読売ジャイアンツ

1位(×田中正義投手・創価大→×佐々木千隼投手・桜美林大→)
吉川 尚輝 (よしかわ・なおき) 内野手 22歳
右投左打 177cm79kg
岐阜・中京高-中京学院大
堅実かつ華麗な守備は、大学の先輩である菊池涼介(広島)が引き合いに出されるほど。走攻守にハイレベルな即戦力候補。

2位
畠 世周 (はたけ・せいしゅう) 投手 22歳
右投左打 186cm78kg
広島・近大福山高-近畿大
MAX152キロの直球が低めにビシッと!年内に右肘軟骨除去手術を受ける予定だが、来年の春季キャンプには間に合う見込み。

3位
谷岡 竜平 (たにおか・たっぺい) 投手 21歳
右投右打 181cm79kg
東京・成立学園高-東芝
鋭く腕を振れるから直球に伸びがあり、変化球もキレが良い。社会人野球の名門で、高卒2年目からエースを務める実力派。

4位
池田 駿 (いけだ・しゅん) 投手 24歳
左投左打 174cm71kg
新潟・新潟明訓高-専修大-ヤマハ
MAX148キロの直球を中心に、臆することなく打者へ立ち向かう強気が持ち味。今年はかわす術も覚えて、投球の幅を広げた。

5位
髙田 萌生 (たかた・ほうせい) 投手 18歳
右投右打 178cm75kg
岡山・創志学園高
松坂大輔(ソフトバンク)に憧れ、フォームや練習法以外にも、話し方まで参考に。MAX154キロは高校時代の松坂より速い!

6位
大江 竜聖 (おおえ・りゅうせい) 投手 18歳
左投左打 173cm78kg
東京・二松學舍大附属高
MAX149キロの直球を中心に強気の投球を展開。強気な中にも、状況に応じてギアを調節できる賢さ、冷静さを持ち合わせる。

7位
廖 任磊 (リャオ・レンレイ) 投手 23歳
右投右打 201cm125kg
岡山・岡山共生高-MLB/パイレーツルーキーリーグ-台湾・開南大
高校時代は呉念庭(西武)と同級生。MAX156キロの直球は角度もあり、昨年対戦した岡本和真が「エグかった!」と評する。

育成枠
1位
高井 俊 (たかい・すぐる) 投手 21歳
右投右打 180cm78kg
宮城・東北高-悠久山栄養調理専門学校-BCリーグ/新潟アルビレックスBC
高校卒業後、軟式のクラブでプレーするも、BCリーグで硬式に復帰。トルネード投法を習得して、直球はMAX152キロに到達!

2位
加藤 脩平 (かとう・しゅうへい) 外野手(投手) 18歳
右投左打 178cm84kg
静岡・磐田東高
足腰が安定しており、緩急に崩されない打撃ができるのが強み。投げてもMAX143キロ&6種の変化球を操るが、野手で勝負だ。

3位
山川 和大 (やまかわ・ともひろ) 投手 22歳
右投左打 167cm73kg
兵庫・芦屋学園高-芦屋大(在学中)-BFL/兵庫ブルーサンダーズ
高校までは軟式でプレー。美馬学(楽天)のように、小柄ながら全身のバネを利かせたフォームで、力強い直球を繰り出す。

4位
坂本 工宜 (さかもと・こうき) 投手 22歳
右投右打 180cm80kg
兵庫・関西学院高-関西学院大[準硬式]
高校時代は控え外野手。大学から準硬式でプレーし、2年から投手に転向して素質が開花した。常時140キロ台後半が出せる。

5位
松原 聖弥 (まつばら・せいや) 外野手 22歳
右投左打 173cm70kg
宮城・仙台育英高-明星大
首都リーグ2部ではベストナインの常連。50m5秒8、ベース1周13秒9の脚で、今年引退した鈴木尚広の後継者を目指す。

6位
高山 竜太朗 (たかやま・りゅうたろう) 捕手 22歳
右投右打 186cm80kg
鹿児島・鹿児島工業高-九州産業大
送球の素早さ、正確さに定評があり、二塁送球は最速1秒79という凄さ。大柄だがパワーを生かしきれていない打撃が課題。

7位
堀岡 隼人 (ほりおか・はやと) 投手 18歳
右投右打 183cm84kg
青森・青森山田高
9月の入団テストに合格し、育成枠ながらも晴れて指名を勝ち取った。腕を高い角度でしっかり振れるのが長所の速球派だ。

8位
松澤 裕介 (まつざわ・ゆうすけ) 外野手 24歳
左投左打 181cm85kg
愛知・誉高-朝日大-四国IL/香川オリーブガイナーズ
昨年は故障で無念の入団辞退となったが、巨人は彼を見捨てなかった。持ち前の長打力を磨き、遅れた1年分を取り戻そう!

解説
昨年秋から騒動続きでモヤモヤ感のあった巨人。一応2位にはなったものの貯金はわずか2つで、CSもファーストステージ敗退。モヤモヤ感が取りきれないまま終わってしまいました。そのせいでもないのですが、1位のクジ引き2連敗。イヤな感じでしたね。ただ、最終的に1位になった吉川は、今のチームに足りないスピードタイプ。本職は遊撃手ですが二塁もOKということで、1年目からのレギュラー奪取も期待したくなります。2位から7位までは投手で固めてきましたが、左右の即戦力型から素材型までガッツリ揃え、なかなか楽しみです。しかし、確かに投手は重要な補強ポイントではあるのですが、野手陣の方も主力の高齢化と若手の伸び悩みが顕著で、長期的な視点で見ると、むしろ投手陣より早い手当てが必要であり「ここまで投手偏重の指名で果たして良かったのだろうか?」という疑念が拭えません。育成枠で捕手1人・外野手3人を指名はしましたが、やはり本指名の方でも1~2人、野手を獲っても良かったのではないでしょうか。やっぱりちょっとモヤモヤ感が…。

ドラフト「怪」説2016「外れ1位が皆佐々木。これがホントの『千隼フル』」その9

2016-11-12 22:19:54 | 野球・ドラフト「怪」説
★福岡ソフトバンクホークス

1位
田中 正義 (たなか・せいぎ) 投手 22歳
右投右打 186cm89kg
東京・創価高-創価大
MAX156キロの直球を制球良く決められて、変化球も多彩で精度が高い、今年のドラフトの超目玉。怖いのは肩の故障癖だけ。

2位
古谷 優人 (ふるや・ゆうと) 投手 18歳
左投左打 176cm76kg
北海道・江陵高
古谷拓哉(ロッテ)の親戚。MAX154キロの直球やスライダーは、キレすぎて逆に手を出してもらえないという贅沢な悩みも。

3位
九鬼 隆平 (くき・りゅうへい) 捕手 18歳
右投右打 180cm82kg
アマ球界屈指の名捕手だった父・義典さん(パナソニックコーチ)のDNAを受け継いだ強肩強打の逸材。統率力も素晴らしい。

4位
三森 大貴 (みもり・まさき) 内野手 18歳
右投左打 185cm70kg
青森・青森山田高
線は細いが、豪快な一本足打法から鋭い打球を左右に飛ばす。守備走塁もセンスが良く、大きな可能性を秘めている遊撃手。

育成枠
1位
大本 将吾 (おおもと・しょうご) 外野手 18歳
右投左打 186cm94kg
愛媛・帝京五高
スイングの速さに定評あり。今春就任した小林昭則監督(元・ロッテ投手)によるフォーム改造で長打力が格段に上がった。

2位
長谷川 宙輝 (はせがわ・ひろき) 投手 18歳
左投左打 174cm73kg
東京・聖徳学園高
松井裕樹(楽天)を参考にしたフォームで、投球スタイルも松井そっくり。ホークスファンで、森唯斗が憧れの存在と語る。

3位
田城 飛翔 (たしろ・つばさ) 外野手 18歳
右投左打 179cm72kg
青森・八戸学院光星高
やや細身ながら、体を鋭く回転させて弾き返す打球は力強い。梶谷隆幸(DeNA)タイプの、走攻守にセンスが溢れる外野手。

4位
森山 孔介 (もりやま・こうすけ) 内野手 18歳
右投右打 187cm86kg
神奈川・藤沢翔陵高
今夏の県大会では横浜スタジアムで1試合2発を記録するなど通算27本塁打。バランス感覚に優れ、特技はサーフィンとか。

5位
清水 陸哉 (しみず・りくや) 外野手 18歳
右投右打 186cm76kg
京都・京都国際高
長身痩躯の強打者。通算37本塁打の中には、ネットも道路も飛び越してスーパーの看板を破壊した、推定約140mの特大弾も。

6位
松本 龍憲 (まつもと・りゅうけん) 内野手 18歳
右投左打 175cm72kg
広島・崇徳高
50m5秒8という脚力を生かし、攻守に躍動感溢れるプレーを見せるスピードスター。本指名があってもおかしくなかった。

解説
今年は序盤から快進撃で「3連覇決定的でつまらんなぁ」なんて言われていたのに、夏場に勝ち星が伸びず、日本ハムの神がかり的な猛追も相まって11.5ゲーム差をひっくり返され、まさかのV逸。数字を見ると、やはり投打の主力がケガに泣き、その他の選手の成績も軒並み落ちていました。だもんで「ここ数年は高校生中心の指名で来ているから、今年は即戦力候補中心の指名になるかな」なんて予想していたのですが、恐ろしやソフトバンク。1位こそ超目玉の田中にアタックしてクジを引き当てましたが、2位から育成枠の6位までは全員高校生とは!三軍制を敷いて、12球団一、育成に手間とお金をかけているだけのことはありました。ただ、ここ数年は育成枠含めて大人数の指名になっていますが、ちょっと『数撃ちゃ当たる』みたいな感じが強すぎやしないかという危惧も感じ始めているのです。支配下選手の保有枠はあくまで70人。競争意識を高めるのは良いことですが、あまりに層が厚すぎて、育成選手のまま数年で退団というパターンが増えすぎるのも何だかなぁと思います。

ドラフト「怪」説2016「外れ1位が皆佐々木。これがホントの『千隼フル』」その8

2016-11-11 22:00:27 | 野球・ドラフト「怪」説
★横浜DeNAベイスターズ

1位(×柳裕也投手・明治大→×佐々木千隼投手・桜美林大→)
濵口 遥大 (はまぐち・はるひろ) 投手 22歳
左投左打 173cm80kg
佐賀・三養基高-神奈川大
MAX151キロの重い直球とチェンジアップを武器に、いつでもどこでもアクセル全開!吹かせすぎて空回りする悪癖に要注意。

2位
水野 滉也 (みずの・こうや) 投手 22歳
右投右打 175cm74kg
北海道・札幌日大高-東海大北海道キャンパス
力強い直球に、スライダー、フォーク、シュート、シンカーなどを交え、三振を奪えるサイドハンド。左打者も苦にしない。

3位
松尾 大河 (まつお・たいが) 内野手 18歳
右投右打 174cm75kg
熊本・秀岳館高
春夏の甲子園でもU-18アジア選手権でも大活躍!走攻守の引き出しが多いから、どこを守っても何番を打ってもサマになる。

4位
京山 将弥 (きょうやま・まさや) 投手 18歳
右投右打 180cm74kg
滋賀・近江高
フォームのバランスが良く、ベストボールを低めに決められる。金子千尋(オリックス)タイプの、総合力が高い好投手だ。

5位
細川 成也 (ほそかわ・せいや) 外野手(投手) 18歳
右投右打 181cm85kg
茨城・明秀学園日立高
豪快なスイングで通算63本塁打を記録した、超高校級の強打者。投手としてもMAX146キロを出すなど、パワーは天井知らず。

6位
尾仲 祐哉 (おなか・ゆうや) 投手 22歳
右投左打 171cm72kg
福岡・高稜高-広島経済大
小柄だがパワーがあり、直球はMAX150キロ。カッター、スライダー、フォークなどの変化球も精度が高く、空振りを取れる。

7位
狩野 行寿 (かりの・ゆきかず) 内野手 22歳
右投右打 180cm80kg
埼玉・川越工業高-平成国際大
高校通算0本塁打の「守備の人」が、大学では1試合3発を記録するなど大変身。性格も明るく、走攻守に思い切りが良い。

8位
進藤 拓也 (しんどう・たくや) 投手 24歳
右投右打 186cm90kg
秋田・西仙北高-横浜商科大-JR東日本
今春から腕を下げてサイドハンドで投げ始め、制球力が上がって投球の幅が大きく広がった。スピード豊かな荒れ球で勝負。

9位
佐野 恵太 (さの・けいた) 内野手 22歳
右投左打 178cm82kg
広島・広陵高-明治大
叔父であるソフトバンク・佐々木誠三軍監督の現役時代のような、一発もあるシュアな打撃が持ち味。元・捕手で肩も強い。

育成枠
1位
笠井 崇正 (かさい・たかまさ) 投手 22歳
右投右打 179cm93kg
北海道・旭川西高-早稲田大(在学中)-BCリーグ/信濃グランセローズ
大学の野球部を2日で辞め、野球サークルを経てBCリーグ入り。自らフォームを研究し、MAX151キロの本格派へと成長した。

解説
直前で「寺島成輝1位指名」というブラフをかけ、実は柳の一本釣りという作戦はまんまと成功…と思いきや、中日の直前での方針転換により、まさかの失敗。さらには外れ1位の佐々木も5球団入札という前代未聞の事態になり、これもダメ。正直な話、頭を抱えました。しかし、伸びしろのある左の豪腕・濵口と、まとまりのある右のサイドハンド・水野という好対照な2人を1・2位に持ってきたのはなかなか面白いところ。3位以降もまたボリューミーで、投手はリリーフ型に、野手はスケールの大きい選手にそれぞれ重点を置いて、意欲的な指名を展開しました。特に、2位水野→3位松尾→4位京山→5位細川というあたりは、個人的に「欲しいなぁ」と思って注目していた選手ばかり続いて、ゾクゾクしましたね(笑)。FA宣言をした山口俊の流出の危機を迎え、柳や佐々木といった右の先発型本格派、いわゆる「ポスト山口」を獲れなかったのは非常に痛いところですが、他の部分に関しては、補強ポイントをしっかり踏まえた、充実の指名ができたのではないかと思います。