ひと筆めぐり 【新発見・再発見・摩訶不思議・唯一無二】への楽しみ…

地域に息づく歴史のひと幕にふれ、…遥かなる往時に思いを馳せる

魔除け・火伏せ・招福の願いの寺

2020-07-27 | 神社仏閣
徳雲寺(曹洞宗)のハート探しをしよう…!
寺の楼門をくぐり右側に釣鐘堂(梵鐘)がある。瓦葺の屋根は切妻造り、この妻側破風部に「懸魚(げぎょ)」が付く。よく見ると小さなハート型にくりぬいた猪目(いのめ)があります。イノシシの目に似ている所から名が付いたという(ハートを逆にした形)。魔除け・火伏せ・招福の願いがあるとも云われている。その下に蟇股(かえるまた)があり、社寺建築では梁の上に置かれ上の荷重を支えている。ここにもハートが見えます。日本の最も古い彫刻紋様の一つです。猪は火伏せ神の御使い、火事から建物を護ると云われている。
外のお寺や神社などでハートマークを探してみよう!

<鐘撞堂・梵鐘>

<妻側につく懸魚に猪目がつく>

<蟇股の中にもハート紋様が…>

<新型コロナウイルス感染拡大が…収束しますようにと…>