ひと筆めぐり 【新発見・再発見・摩訶不思議・唯一無二】への楽しみ…

地域に息づく歴史のひと幕にふれ、…遥かなる往時に思いを馳せる

 春日神社の石灯籠

2020-01-22 | 自然

南丹市園部町口入(くちうど) 春日神社の石灯籠
園部町の自然、歴史、社寺等のふところにつかっている。四季を通じてよく訪れる馴染の「春日神社」、私の癒しの場所でもある。ここに立派な灯籠が一基建つ。今回は石灯籠をウォチング。
地元に産する自然石(堆積岩)を使っている。灯籠は無銘であるが地区(口入)の方の愛宕信仰の石灯籠で、火袋は木で造られているが全体整った灯籠である。園部町のどの地区でも普通に見られます。その昔は愛宕講が盛んにおこなわれていたようで…今も信仰が続いている。
石は本梅川流域に広く存在する堆積岩で礫岩(レキガン)・砂岩(サガン)・チャート・泥を含む。古生代に堆積しできたもので非常に硬い岩石(石)です。チャートは火打石とも呼ばれています。よく見ると鳥居の礎石、神社本殿の礎石にも使われている。裏山全体が堆積岩であるようですね。



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