日々是好日

今日も晴天なり。
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ご一緒に如何ですか?

親孝行

2019-03-25 15:44:17 | シニアライフ

『教育勅語』

行き成りですが、この言葉を発すると現代日本では、論争の火種になります。

黙して語らずなのが無難な世の中、

人によったら無責任と云われるかもしれません。

『教育勅語』の中身は大まかに云って、道徳教育の主旨のようなものと理解する。

第二次大戦後、それは廃止された。

その論争には、批判的な評価と肯定的な評価がある。

『教育勅語』が教育の基本に天皇中心の国体思想を据えたこと自体が問題とし、

様々な論旨を展開する批判的な評価

一方、肯定的な評価は教育勅語の徳目は、日本の伝統的道徳感が込められており

一様の規範となるものがあってもいいのではないか,などの意見

この話題を続けても,切りがありません。

自称書斎の机上に積み重なったガラクタ資料の中から

A4サイズのファイルケースに収まった一枚の印刷物です。

ー 人として行うべき十五のこころ -

ー 人はよく生きなければならない -

表題と副題が付いてます。

余程気に入って、捨てずに取ってあったのでしょう。

児童に絵を教えてる方から頂いたものです。

自由奔放な児童の躾の基本をなすものです。

もしかしたら、前記の肯定的な評価論者かも

これは推測です。それはどうでもいいのです。

「その十五のこころ」の第一項目が「親に孝行せよ」です。

じっくり、読みます。

― 考は徳のはじめ、自分を生み育ててくれた親に感謝し

    年老いた親の世話をすることは人の道の基本です。 ー

恥ずかしきこと哉、気が付いた時にはその親はこの世の人ではありません。

時既に、遅きに失した。

遠い昔、高校の漢文の授業で学んだ記憶が蘇ります。

その趣旨を観念的に理解したつもりでも、

実践が伴ってない現実が身近に横たわっております。

古希半ばになって、悔いるばかりです。

そして、その第二項目が「素直なこころ」です。

ー ひねくれたところがなく、純真な心 -

純心な気持ちで反省してます。

お彼岸の中日にソメイヨシノの開花宣言

もう直ぐ、桜の満開を迎えます。

青山墓地へのお墓参り

親孝行のつもり。

ひとり息子に、しっかりもののお嫁さん

二人の孫娘、

末の孫娘も、四月から小学生

初々しい孫娘の事など

墓前に報告することが沢山あります。

「俺の家内、誰に似たんだろう?」

墓前に語れど、返事がないだろうなぁ・・・

『教育勅語』って、そんなに批判すべきことではないように思えた。