「自主的返納」
運転免許証のことです。
運転免許証の更新手続きを自主的に終了させる。
私ではありません。
古希を迎えた家内が行った勇気ある決断です。
我が家の運転免許取得の第1号です。
運転免許証保有期間は最も長期間に及びます。
子どもの遠方の塾通いを支援するために、免許証取得に挑戦しました。
働きながらの教習所通いです。
普通の人より何倍もの期間を要しました。
その苦労は計り知れません。
因みに、私の運転免許取得は50歳になってからです。
家内の勧めで、教習所に通いました。
教習所への費用は、年齢相当の額が必要とのこと。
我が家の運転免許取得の先輩が用意して、勧めてくれました。
その先輩が、今回運転免許証の自主的返納の見本を提示してくれました。
平均寿命も延びております。
個人の日頃の心掛け一つで、健康寿命も伸ばすことが可能です。
自由時間も豊富です。
まだまだ、車を活用しての余暇の過ごし方、
そんな状況の中での決断です。
超高齢者社会を迎え、高齢者が運転する交通事故が頻繁に起こってます。
最近のデータは上昇傾向にあります。
報道される交通事故ニュースは悲惨さを増します。
マイカーの利便性から離脱できなかった方の事故です。
ブレーキとアクセルの踏み違い。
単純な操作ミスだけでは済まされません。
緻密に積み重ねてきた人生そのものが崩壊にしてしまいます。
他人事ながら、悔やんでも悔やみきれません。
家内には、こころに決めていたことがありました。
古希を迎えると同時に、運転免許証の更新手続きがあります。
その更新手続きには、高齢者としての検査項目が追加されてます。
教習所での検査です。
その予約でいっぱいです。如何に高齢者の運転免許証更新の多い事を知りました。
本当のこと、いろいろ悩まれたようです。
マイカーの利便性に依存しない生活基盤の樹立に、しっかりとした自覚があるうちに努力しよう。
と、思い立ったそうです。
古希祝いの誕生パーティーが運転免許証自主返納報告会になりました。
長年無事故で、無事返納出来たことに家内と一緒に感謝しました。
運転免許証と共に歩んだ我が家の数々の出来事、いろいろと懐かしく蘇ります。
今後、家内のことです。運転免許証自主返納のこと、広報活動なさることでしょう。
それを聞いた、友人・知人が参考にして頂けたら、有難いと思ってます。
私も75歳を目途に考えております。
それまでに、群馬高崎の遠隔農場の売却先が出てこないといけません。
ー農ある暮らしーを求めている方とのご縁を期待しております。
家内の愛車、3代目「トヨタRAV4」です。
長年の無事故運転と自主返納の勇気ある決断に、お礼と感謝込めて乾杯!
「ありがとう! お疲れさまでした。」