そもそも、フレイルって何?
知らない言葉が耳に入ってきました。
知ってますか?
シニア世代の後期高齢者にとても関係がある事とか。
先日、シニアライフを生き生きと歩む会の健康講座で、
お招きした講師の方が、解説してくれた言葉です。
健康寿命を伸ばし、元気出長生きすることに、大いに関係する事とか。
我が国の平均寿命が,女性で87歳、男性が80歳を終えております。
大変喜ばしい事ですが、その背景には大きな課題が潜んでおります。
平均寿命と健康寿命の間には約10年の開きがあり、
この期間を介護が必要とする状態で過ごしているの現状です。
このまま住み慣れた街で、自宅で楽しく暮らすには、
まずこの開きを出来る限り短くすることが一番大事とか。
そもそも、フレイルって何?
疑問符を持って、講師のお話を真剣に聞き、理解に努めました。
今まで健康だったのに、齢ととに活動能力がじわじわと低下していく。
その事をフレイルと言うことだそうです。
健康と要介護の中間に位置し、努力次第で健康状態に後戻り出来るのがフレイル、
それが悪くなれば要介護状態に進んでします。
シニア世代、高齢による変化いろいろ。
それらが様々な健康上のトラブルや症状を出現させます。
病気やいろいろなストレスへの抵抗がなくなり、自立して元気に過ごす
生活機能が低下してきます。
認知症の前段階だそうです。
団塊世代が後期高齢者になる頃、総人口の25%をこの世代が占めるそうです。
そして恐ろしい予測も公表されてます。
この後期高齢者の5人に一人の割合で認知症患者が増えるそうです。
いかに、5人のなかの4人に留まるのか、至難の技が必要です。
身体的なフレイル、精神的なフレイル、そして社会的なフレイル
齢と共に筋肉が減り、意欲や気力の低下し、外出する機会も減り閉じこもり孤立化
ああ!どれも嫌な事ばかり。
フレイルを早期に発見することが、健康への第一歩!
基本チェックリストの質問項目のYes・Noに回答し、自己分析。
健康優良児そのもの。
油断しては大変な事態を招きます。
常日頃からフレイル予防に心掛け、元気に暮らすことこそが
健康寿命を伸ばすことに繋がることだと、再認識しました。