わらび餅の原料、国産の本わらび粉はなかなか手にすることが出来ないそうです。
手間が掛かり、生産者がいないからだそうです。
でも、和菓子業界では本わらび粉は貴重品とか。
私の好物、わらび餅はその原料が違うそうだ。
国産の本わらび粉を原料に作ったわらび餅。
どんな感触だろう。
我が家の群馬・高崎の遠隔地農場の入り口付近一帯が蕨が群生しております。
伊豆に単身赴任していた頃、山間部に蕨刈りに出かけた折、興味本位に蕨の根茎を
掘り起こし、畑の一角に移植したのが始まりです。
あれよあれよと言っているうちに、繁殖してしまいました。
畑の雑草取りをしながら、来年の作物の構想を描きます。
伸び放題のわらびの敷地は拡大一方。
この辺で区切ろうと思って掘り起こしてみたら、出るは出るは大量の
わらびの地下茎。その生殖実態を初めて知った。
本来ならば雑草と一緒に、ゴミ貯めの一角に積み上げられる運命。
畑の入り口の隣接地に放置された荒れ地に我が家のハーブが何故か群生しております。
時々草刈りを手伝っている公用地です。
思い立ったことが吉日です。
群生しているハーブを根ごと掘り起こし、綺麗な整地となりました。
そこへ、あの蕨の地下茎を移植しました。
地上の表面を見た限り、雑草を取り除いた感じです。
春先、わらびが芽吹いて、初めて気が付く感じ。
わらび、雑草より珍しさがあるだろうと思う。
わらびが群生したら、雑草の生える余地がなくなります。
野良仕事の合間に、こんな悪戯を楽しんでます。
遠隔地農場から帰って、夕食。デザートに蕨餅が添えられてます。
「これって、何を原料にしてるのかなぁ?」
「わらび餅と云うからには、わらび粉で出来ているでしょう」
「わらび粉って、あのわらび?」
「知らない! そんなに気になるなら、インタネットで検索してみたら!」
このブログの冒頭個所は、この会話の後の事。順序がバラバラ。
わらび粉の作り方を検索してみた結果、あの地下茎が原材料だった。
遠隔地農場での出来事、捨てないで、移植したことが良かった。
今度、何時の日か、あの蕨の地下茎を掘り起こし、わらび粉を製粉して
わらび餅を作ってみようと意欲が沸いてきました。
またまた、野良仕事の延長線上での楽しみが出来た。