シニアライフを生き生きと歩む会の例会です。
曹洞宗大本山総持寺見学です。
総勢44名が元気に集いました。
この仲間の特徴は、メールで双方向の情報交換が出来る事です。
この世の中、とかく個人情報保護云々が飛び交う時代です。
迷惑メール、詐欺被害等々、懸念されることが多いです。
でもね! 便利なものを活用しないでいては、宝の持ち腐れです。
総持寺の修行僧たちが作ってくれた精進料理が昼食です。
お膳立ての料理、全部完食です。
感想はいろいろ、ここでは控えます。
みんな古希半ば、本格的な精進料理は初体験が多いです。
担当の修行僧から精進料理の食事の作法を解説してもらいます。
日頃、忘れかけていることです。
「五観の偈」
一には功の多少を計り、彼の来処を量る。
二には己れが徳行の、全缺を忖って供に応ず。
三には心を防ぎ過を離るゝことは、貧等を宗とす。
四には将に良薬を事とするは、形枯を療ぜんがためなり。
五には成道のための故に、いま此の食を受く。
修行僧の解説に一瞬ですが、共感の趣をなす。
そして、食後に
「願わくばこの功徳を以て、普く一切に及ぼし、
彼等と衆生と、皆共に仏道を成ぜんことを。」
を唱える。
境内の墓地には、俳優石原裕次郎のお墓もあります。
墓地散策後、住職の講和
「昔話で学ぶ修証義 利行」を拝聴。
結びの言葉が印象に残りました。
「身心徒に放捨することなかれ 人々悉く道愚なり 日々是好日なり」
「喫茶喫飯」
昔の偉いお坊さんの言葉だそうです。
この意味するとこを、
シニアライフを生き生きと歩む会の趣旨に一致しております。
何となく、ご縁を感じております。
いろいろとお世話になった修行僧
所々で苦労話も加わり、己自身の修行の足りなさを痛感しました。
交流仲間たちと共有の体験が持てたことが、一番の収穫でした。
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