いよいよ、大晦日。
今年を振り返って見た。
感謝されることも多々あったが、反省すべきこともあった。
今年の暮れに発表された、今年の新語・流行語大賞。
平昌冬季五輪で活躍したカーリング女子日本代表が試合中
選手間で交わした「そだねー」が年間大賞に選ばれた。
白熱した試合をテレビ観戦中はゲームそのものに感動し
その言葉には感心すら寄せないでいたように思う。
今思うと、この言葉はほのぼのとして響きから
癒し効果のある大切なコミュニケーションツールとしての
「相づち」を表現しております。
私自身、日々の暮らしの中で忘れかけていた「相づち」や「心からの賛意」の
大切さに気付かされた気がします。
郷里の「狙半内」もう既に白銀の世界でしょう。
そこでは、「そだねー」は
「んだんだ」「んだべ」に翻訳されます。
若者が殆ど都会に出て、超高齢者が住む集落です。
生まれ育った故郷に、タイムスリップして
かっての旧友と会話が弾んだ錯覚に浸ってます。
この方言では、家内には通用しません。
「んだべ」って、何だ?
同じ日本人なのに通訳が必要です。
我が家から会話の「相づち」と「心からの賛意」が
失われて、それがごく当然のごとく慣習化してしまった感じ。
誰が悪いのではありません、己の気配り不足そのものです。
新年を明日に控えた大晦日、今その事に気づかされた
「そだなー」の言葉です。
老夫婦の二人暮らし、妙に頑固さが目立ちます。
今からでは、ちょっとへんちくりんな感じ。
明日の新年事始めから、努めて実践したい言葉とする。
夫婦だから、自然にやればやるほど妥協の味が旨く折り合うかもしれない。
ブログで公表した内心、後は実践あるのみです。
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