電子マネー

電子マネーの発行枚数が今年８月で日本の人口を超える約１億４千万枚に達したそうです。昨年に比較すると２割増加、消費者の６割が保有。今年度の決済額は１兆円を超え「第２の通貨」として加速してきました。

電子マネーとは元々お金で売買されていた所を、電子的なデータで決済する仕組みのことで、この決済手段を端末の小売レベルにまで推し進めた状態をいうそうです。

東京に出張で出掛けた時に交通系の電子マネー（スイカ・パスモ等）で認識するぐらいでしたが最近は流通系でイオンのワオンなどよく目にします。

電子マネーの恩恵として期待できるのは、レジでの支払の迅速化、乗車・入場時の支払や確認の迅速化、ネットでの支払手段、預金を狙った犯罪機会の減少などがあげられます。

今年６月には「資金決済法」が国会で成立し、来年度からインターネットによる電子マネー口座間の送金も可能になるそうです。ますます便利になる決済手段に中小店舗も取り組んでいかなければいけません。