巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

仮面のモデリング(03)

2015年11月19日 19時23分47秒 | 3D作業


  
 デジタルコミック制作準備のレポート、続きです。


 本日も、ウルトラメガミの仮面をモデリングです。

 まずは髪のパーツを思いきって、顔の部分よりも一回り大きくしようと思いました。
 顔の部分と髪の部分が、同じサイズのままだというのも何か変ですものね。





 ◆というわけで、髪の部分になるポリゴンを選択していきます。





 ◆その選択したポリゴン群を一気に「押し出し」機能で大きくしました。





 ◆一気にスケールの処理をした影響で、顎下の形が少しおかしくなったので、頂点移動で修正していきます。





 ◆ポリゴンにスムーズをかけて、様子を見ます。下絵より全体的に少し大きくなってしまいましたが、まあこれはボディと結合したときのバランスを見てから判断しても遅くはないかなぁと考え、このまま進めていくことにしました。





 ◆というわけでスムーズの解除でローポリゴンに戻し、鼻の作り込みに入ります。





 ◆鼻の下に新たなライン(エッジ)を追加しました。





 ◆頂点移動を繰り返し、鼻の形を整えたところです。





 ◆スムーズをかけてテストしてみましたが、あまり鼻の形が良くないようです。絵として〝鼻〟に見えなくなっていました。これは修正しなければなりません。





 ◆鼻を修正しながら、同時に唇の造形にも入ります。新たなライン(エッジ)を入れながら、唇の形にしていきます。





 ◆再びスムーズをかけて、様子を見ます。





 ◆今度は鼻の形も、それから唇の形も満足いく結果になりました。全体的な顔の形状を見ていると、何となく顔の形が出来てきて、それなりに可愛いスーパーヒロインになりそうな予感がしてきました。これは良い傾向です。




 さて、本日もあせらず、ここまでにしておきます。

 最近ちょっと気づきました。
 モデリングで大事なのは、悩まずに作業そのものを生活のリズムとして取り入れ、けっして力まずに、徐々にテンションを上げていくことだと。

 絵としての仕上がりを急ぐあまり、今まで無駄に失敗を繰り返してきたように思えるからです。
 いつもそうでした。
 だから結果を先に求めることより、この過程を楽しむこと……それには生活のリズムに組み込んでいくことだなと思うようになりました。
 なので、あせらないあせらない……。
 そう自分に言い聞かせながら、ちょっとずつ進んでいこうと思います。


 ではではまた! ^▽^/