YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

【石鹸教室】肌潤う冬用石鹸♪

2022-10-13 16:11:00 | ハーブ・スパイス
先週のお話。3回目となる石鹸教室。

国分寺の駅から徒歩3分の隠れ家的フラワーショップ。KoHoナチュラルガーデンさん


前回は清涼感たっぷりな夏用ミント石鹸を作ったのですが、今回は冬用に保湿成分たっぷりの石鹸作り。



保湿力の高いカレンデュラオイルに加え、蜜蝋や蜂蜜なども入り、今回は冬の乾燥肌にぴったりなしっとり石鹸。

石鹸の材料は油。それに苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を加えることで鹸化(固め)させます。

油の種類やそこに加える成分で、効果や香りの異なるものが出来上がります。



↑手前に写っているのはココナツオイル。泡立ちがよく、洗浄力が高いとされる油ですが、しっかり固めるためには固まりやすいパームオイルなどをブレンドした方が良いようです。

他の油にもそれぞれに性質があり、
何を使うか、またその比率をどうするか、奥が深そうな手作り石鹸。

ちなみに今回使った「カレンデュラオイル」は、スイートアーモンドオイルにカレンデュラ(キンセンカ)を漬け込んだ先生の手作りオイル。
ハーブはアルコールに漬ければチンキですが、オイルやお酢などに漬け込んでも成分が抽出できるのですね。



石鹸作りは劇物扱いの水酸化ナトリウムを使用することもあり、個人で作るのは、ちょっとハードルが高い!!

しかしながら使い心地はとてもよく、すっかりハマっています。

というわけで、WSに参加して、面倒なところは全て先生任せ(^^;;


やるべきことは油と苛性ソーダの水溶液を混ぜ合わせること!

混ぜるだけとはいえ、20分ほどかかるのでなかなか力が入ります。

そして色と香り付け。



色は天然系の着色料と人工のものとあるのですが、今回は初めて人工的なはっきりした色を選んでみました。何事も経験!

とはいえ、出来上がりは全く想像つかず、しかも不器用(^^;;

わたし↓



お隣の参加者↓



全く別物が完成しました(笑)

切ったときにどんな柄になっているかに期待しましょう。

香りについても、アロマオイルを3〜5種混ぜるよう勧められるのですが、混ざったらどんな香りになるか想像つかず…。とにかくできてからのお楽しみ!

ちなみに選んだのはこちらの香り。全部で130滴にするというお約束。

①シダーウッドヒマラヤン 20滴

②ワームウッド 30滴

③ベルガモット 40滴

④イランイラン 30滴

⑤スイートオレンジ 10滴


完成は通常なら1ヶ月なのですが、今回ははちみつなどの不純物を入れたため、2ヶ月くらいかかるかもとのこと。


1回目に作った石鹸

出来上がりが待ち遠しいです。



【今日の昼ごはん】

・エビトマトソースのパスタ
・フローズンバナナヨーグルト
   withイチジクシロップ
・アールグレイティー

雨降りの1日。
皆様お体に気をつけて。


寒い夜を吹っ飛ばす?〜フットバスのススメ〜

2021-12-03 10:41:00 | ハーブ・スパイス


寒くなってきたので、暖かそうなスリッパを購入。ぴよよんさん(姉)の分と私の分。

師走に入り、いよいよ冬本番という感じ。今週の初めは、寒気にやられてちょっと弱っていましたが、早めの睡眠と足湯のおかげで元気回復。



↑なんだかよくわからない写真になってしまいましたが、グレーのストールの下にはバケツ(?)があり、その中にお湯を入れて足を浸けています。フットバスです。


お湯は、温水に熱湯を足して用意しています。そしてその中、みかんの皮を干したもの(排水溝用のゴミネットに入れてます)と、アロマオイルを数滴。

みかんの皮を干したものは「陳皮」と呼ばれ、風呂に入れれば冷えの改善と、リラックス効果が高まります。また、お茶などに混ぜれば加えて痰を鎮め、胃腸を調整してくれる効能も。

作り方は簡単で、みかんの皮を剥いたら、捨てずに干すだけ。


こんな感じでも問題なし(笑)

少し乾いてきたら手でちぎって、新聞紙で作った箱に入れてさらに乾燥。



ある程度乾くと手でパリパリと割る感じで小さくできるので、はさみもいりません一応ヘタの部分は取り除いてます。飲用するならもう少し丁寧に作った方が安心かも。

しっかり乾燥したら、シリカゲルと瓶に入れて密閉しておくと長く保存できますが、今年はまだそこまでたまっていません。

時々蓋を開けて香りを嗅ぐと爽やかな気分に!!

塩と混ぜてモイストポプリにしてもいいのかな?塩もお風呂に入れると、発汗や浄化作用があるといいますから、飾って、香って、使えるものができますね♪

フットバスは足元をストールなどで覆うことで効果抜群に!
熱が逃げないことはもちろん、時々ストールを持ち上げると、アロマオイルの良い香りがふわっと広がります。

15〜20分ほどで体中がぽかぽかし、足の温かさは長時間持続。寝る前に行うと、安眠効果も高まる気がします♪



フットバスタイムには温かい飲み物。初夏に作った薔薇とリンゴのシロップに生姜を少し足してお湯で割ったホットドリンク。

冬は生姜と唐辛子が大活躍!
ココアに唐辛子もお気に入り。

ますます寒さも厳しくなってきます。フットバス、ぜひお試しください!

そうそう。フットバスを行う際はあらかじめ足拭き用のタオルをご用意ください。


【今朝のおうちごはん】
・米粉パンのチーズ挟み
・ハムエッグ
・ミニトマト
・インスタントのカフェオレ


今日もいい日になりますように!




初冬の夜★魔女の手仕事★

2021-11-14 07:21:00 | ハーブ・スパイス



昼の暖かさと朝晩の冷たい空気。1日の気温差が大きな日が続いています。

乾燥気味の空気にお肌もカサカサ。


というわけで、ローズマリー軟膏を作ってみました。

同量の白色ワセリンとローズマリーチンキ(ローズマリーを無水エタノールに漬けたもの)を湯煎にかけると、最初は分離していた2つの液体がだんだんと混ざり合ってきます。

かき混ぜながら、くつくつと温めること1時間ほど。蒸発して全体量は半分以下に。細かい泡が消え始める頃、ようやく沼のような深緑の液体が完成します。

それを容器へ。



そのまま自然放置しておけば、適度な硬さのローズマリー軟膏の完成です。

ローズマリーに含まれるウルソール酸には若返りの効果があるそうですよ。皺が気になる部分や、ささくれ、アカギレなとに塗ると良いようです。

ワセリンとハーブの成分だけですから、栄養クリームのような効果はありませんが、化粧水で潤った肌から水分が逃げないようガードしてくれるため、保湿効果は抜群です。



↑手づくりコスメセット♪

・ローズマリー軟膏
・ローズマリー化粧水
・手づくり石鹸

いちばん愛用しているのは化粧水。なんと、このわたしが1年近くも使い続けています。基礎化粧って、要するに保湿できればそれでいいんじゃないかと思う今日この頃。

極論を言うと、水とグリセリンで十分なのでは???


バーブの成分などは今のところ実感できると言うほどでもない気がしますが、ローズマリーはとにかく香りがよくてお気に入り♪

石鹸シャンプーも、自分にとっては残念ながら絶大な効果は感じられません。もっとも洗顔石鹸としては、かなり肌にあっているようで気に入っています。

何より作る過程が楽しいし、原材料がわかっているから、使っていて安心感があります。

軟膏、化粧水は作るのも簡単ですからオススメです。




【昨日の昼ごはん】

叔母の家でランチ会♪
・お寿司のケーキ
・秋の彩りおこわ 他いろいろ
ごちそうさまでした(*^_^*)

今日もいい日になりますように!


暮らしと植物〜石鹸で髪を洗う〜

2021-10-14 15:27:00 | ハーブ・スパイス



先月、石鹸作りのワークショップに参加し、お預けして帰ってきた「私の石鹸」!

時間をかけて、固まって、中和されて、ついに完成!!



自分で選んだ色と香り♪

初心者なのでそれ以外、オイルの調合やハーブの選択など、肝心なところは全てお任せ。

「私の」というにはまだ違和感がありますね…(^^;;




でも、ナチュラルないい感じの色合いに仕上がってきたので大満足♪

せっかくなので記念撮影!!

間接照明などつけて、見栄えよくしてみましたよ。いがいかがでしょうか(笑)

香りはうっすらとついている程度で、もう少しパンチのあるものにしてもよかったのかなぁ…。

さて、この石鹸の完成を待つ間も、いただいて帰ってきた先生の石鹸を使用していました。



体を洗うだけでなく、シャンプーにもなるというので1ヶ月試してみましたよ。

結果はというと…、正直、特にいい感じという実感はありません。

かといって悪くなったという感じもありません。

今のところは可もなく不可もなく…




ショートカットなので、変化がわかりにくいのかもしれませんし、すでに自分の髪質に合ったものを使っているせいかもしれません。シャンプーには意外とお金をかけてきたので…。

ただ、「石鹸一つで体も髪も洗えたら、面倒なくて素敵〜」というものぐさな考えは、残念なことにすぐに打ち砕かれました。

石鹸で洗うと髪がアルカリ性に傾くので、弱酸性に戻すため、お酢やクエン酸を薄めたお湯でリンスする必要があるのです。長期旅行には不向きかも( i _ i )

これまでは馬油のシャンプーのみの生活だったので、そのひと手間が面倒といえば面倒な、どこまでもものぐさなわたし…(^^;;


ちなみにお酢ならなんでも良いとのことですが、若干香りがマイルドなりんご酢を使用中。大さじ1弱を洗面器に入れ、お湯で薄めて使います。

石鹸でギシギシと髪が軋むのは、アルカリ性になってキューティクルが開くからなんだそうです。お酢リンスをすると髪がとぅるんとなるのが楽しいです。中和を体感?


ちなみに先生はお酢にもひと手間。髪に良いスギナを漬け込んで使ってらっしゃるそうです。

植物のパワーをうまく利用した暮らし、素敵ですよね。

お酢は匂いがきついですが、その分しっかり洗い流すので、石鹸や酢が髪に残ることは少なさそうです。そういう意味では正しい洗髪ができているのではないかと思います。



せっかくなので前から撮影したショットも。

相当ぼかしてソフティに…って、すでに髪の毛の状態わかりませんけどぉ…(笑)

白髪もだいぶ増えてきたので記録写真ということで…(^^;;

どうせなら染めるのではなく、美しいグレーヘアそしてシルバーヘアを目指したいなぁ…なんて。祖母がそんな感じでしたから、ちょっと期待。だからシャンプーも髪に良いものを選びたいです。



ちなみに石鹸の種類、つまりはオイルの種類や配合によって、だいぶ泡立ちや洗い上がりが違うように感じます。

今回は「秋髪潤う椿油とクレイ、ローズマリーの石鹸」ということで、使うのが楽しみなのですが、もうしばらく乾燥させてから使う予定です。また、経過報告したいと思っています。


↑ローズマリー入りの椿油とカレンデュラ入りの紅花油

用途に合わせて自分で調合できたら楽しそうですよね。

自分に合ったものを見つける楽しみや、見た目や香りを楽しむという魅力を感じています。

今回かかった費用は、講習料と石鹸6個(おまけも入れれば7個半〉で6000円。品質を考えればありがたい価格設定。

しかしながら、手作り石鹸は溶けやすいようで、1個で1ヶ月はもちそうもないなぁ…。コスパ的にはかなり高級シャンプーになりそうです。

でも、でも、また作ってみたい気満々。

今までは、まったく興味がなかったのですが、オーガニックの石鹸屋さんも覗いてみたいかなぁ…なんて思っています。

何事も体験すると見方が変わるものです。


【今朝のおうちごはん】

・もやしとししとうの炒め物
・目玉焼き
・ミニトマト
・天然酵母のイチヂクとくるみパン
・リンゴの甘煮と豆乳グルト
・イングリッシュブレックファーストティー

今日もいい日になりますように!





魔女修行再び〜石鹸作り体験〜

2021-09-19 18:00:00 | ハーブ・スパイス



夏に蒸留体験をさせていただいた花屋さんで、今度は石鹸作りを体験させていただきました。

はじめての石鹸作り!
これも植物や自然の恵みをたっぷり使う魔女っぽい作業ですよね。

石鹸というのは、要するにオイルに苛性ソーダを混ぜて鹸化させる(固める)のだけれど、オイルの種類や、そこに加える香りや色付けのためのクレイなど、それぞれに効能があって、極めるとそういうのを使い分けられるようになるようです。



今回は「秋に髪潤うクレイとローズマリー」という感じの石鹸をつくるとのこと。



ローズマリーを漬け込んだ「椿油」とカレンデュラを漬け込んだ「紅花油」が主役。他にもいくつかの油がブレンドされた500ccほどの油。植物由来のオイルのみを使うのが先生のこだわり♪

常温で液体になるものと、固体になるもの、これらをうまく配合することでちょうど良い硬さの石鹸ができるようです。たぶん、ここが石鹸作りの要だと思うのですが、そこは先生にお任せです。



そこに、たくさんある精油から好きな香りを選んで、添加。

ベースはローズマリー、あと2〜3種選んでくださいとのことでしたから、私はカルダモンとオレンジを選びました。

それぞれ好きな香りですが、混ざるとどんな香りになるのかは未知数(笑)

香りによって効果が違うようだけれど、実際そこまで影響力があるのかなぁ。アロマテラピーってやつにはどうも半信半疑。

もっとも効能はともかく、自分の好きな香りにできるというのは悪くないです。でも、初心者だから、何をどう混ぜたらどんな香りがするのか…。

きっとそういうのを追求しだすと、最終的に香りの性質とか、効能とか、そういうことを調べだすんだろうなぁ…。



苛性ソーダって、つまりは水酸化ナトリウムなわけですが、強アルカリで劇物指定。仕事で使うことがあるけれど、とても気を使う薬品。皮膚も溶かしちゃいますからね。万が一目にでも入ったら…。怖い、怖い…。

そして、水に溶かすと発熱します。まずは、オイルの方を熱めのお風呂ぐらいの温度に温めておき、水酸化ナトリウム水溶液が同じくらいの温度になったら、これを混ぜ合わせます。温度を揃えることが大切みたい。

そしてひたすら混ぜること20分。



ちなみにブレンダーで混ぜても仕上がりは同じで、その場合は5分で仕上がるとのこと(^^;;

えええ〜っ(笑)

とりあえず頑張って混ぜていると、だんだん固まり始め、もったりしてきます。そんな手応えを実際に感じることも大切なのかもしれません。

ここで、さらにクレイを加え、色をつけますが、この時の石鹸の硬さで模様がうまくついたり、つかなかったり…。硬さはとても大切なのです。

クレイっていうのは粘土のことです。ほら、「泥パック」ってあるじゃないですか。粘土は吸着力が強くデトックスに効果的なんだとか。サラサラの状態で売っているようです。



固まり始めた石鹸をいくつかに分け、それぞれに好きな色(効能)のクレイを混ぜます。

色の違いは、ミネラルの違い。つまりそれぞれ効能が違うというわけ。理屈は分かるけれど、少し混ぜただけで、本当に効能が感じられるものなのか?またしても、すんなりと信じることができないわたし。ですが、色は見た目を決める大切なポイントです。

今回は、ローズマリーがベースですから緑を使うことにしました。使った色を混ぜながらマーブル模様を作ります。天然素材の優しい色合いがいい感じ。


マロンとピスタチオのケーキを思わせる秋らしい色合いではないですかっ(笑)

あえてアップの写真を載せましたが、引で撮るとこんな感じです↓



なんというか…

まだら(T ^ T)

もっとも固まったら切り分けるので、見えていない部分も合わせて、どんな模様の石鹸になっているのかは、今のところ全く想像できません。



こちらは、先生が作られた作品。
わたしのは、どんな風に仕上がるのかなぁ。

今回の石鹸作りは「コールドプロセス法」と呼ばれる作り方で、石鹸をゆっくり固め、熟成させます。



この日は保温しながらゆっくりと温度を下げ、しばらくして固まってきたら切り分けるそうです。そしてさらに乾燥させることで、苛性ソーダが中和されていきます。

使えるようになるまで、およそ1ヶ月。時間が経ちすぎると今度は酸化が進むため、だいたい1〜6ヶ月で使い切るのが目安らしいです。

体だけでなく、顔や髪の毛にも使えるそうですよ。なんて、便利!!ズボラな私にぴったりです。

待ちきれないなぁ…と思ったら、お土産に先生作の3種類の石鹸と、シャンプー用に調合されたクレイをいただけました♪



やったー!!

それと、頑張った後の紫蘇ジュース!!

好きな香りや色を決め、自然の力を感じながらの作業はとても楽しいひとときでした。

石鹸の使い心地は、しばらく使ってみてから改めて報告したいと思います。



今回は追加のお教室だったため、贅沢にも参加者は2名。出来上がった石鹸。食欲の秋のせいか、もはやいちごケーキとマロンケーキにしか見えませんが…(笑)

何事も百分は一見にしかず。
素敵な教室に参加できてよかったです!!
完成した石鹸は1ヶ月後に取りに行くことになっています♪



【昨日の夜ごはん】
・中華風粥
・スーパーの春巻き
・ブロッコリーとトマト
・ぶどう

今日もいい日になりますように!