月曜日、前職の友人と久しぶりに再会。北多摩でランチからのカフェ巡り。
昭和初期に建てられた洋館を維持管理するために始めたというカフェレストラン。
庭に設けられたテラス席も素敵ですが、さすがに寒いのでこの日は2階席。
ベルでオーダー
チリンチリン…
岐阜から届いた鹿肉を使ったボロネーゼと鶏レバームースのカナッペ。スープとサラダがついて1800円。
少しお高めの設定ですが、この洋館を後世に残すための一助になると思えば惜しくない。
部屋の入り口に飾られたスワッグやリースも素敵♪
ランチ後は中央線で一つお隣の西国分寺へ移動。
武蔵国分寺公園を横切り、武蔵国分寺の跡地などをのんびり見ながら国分寺駅を目指します。
国分寺薬師堂の仁王門。
「あ」と「うん」の口の形の仁王様達。その仁王様が守る門の奥に続く薬師堂には薬師如来像が安置されていて、毎年10月10日にご開帳されているとのこと。知らなかった…。来年は見に行きたい。
仁王門の脇にある千手観音さまが彫られた庚申塔
本堂や万葉植物園、楼門、そして鎌倉時代の分倍河原の合戦で焼失したという旧国分寺跡などを眺めながら、お鷹の道へ。
江戸時代、この辺りの村々には尾張徳川家の御鷹場が設置されていました。崖線下の湧水が集 まり野川にそそぐ清流沿いの小径を整備する際、「お鷹の道」という名前が生まれたようです。現在は遊歩道として整備 されています。350mあまりの小径の周りには古くからの農家も多く、野菜の直売所がいくつもあります。
こちらは真姿の池↓
平安時代、皮膚病を患っていた小町が、国分寺を参拝したところ、この池で身を清めることを勧められ、元の美しい姿を取り戻したという伝説に由来しています。
崖下線の至る所から湧水が出ていますが、真姿の池付近の湧水群は、日本の水100選(東京ではここと御岳渓流だけ)にも選ばれています。
ここで一服。
ミニ菓子付き玉露(700円)
お鷹の道の西側の入り口にある日本茶カフェ
茶々日和さん。
あ、甘い!!
これが玉露というやつなのかっ!
そして、お茶なのに出汁のような深い甘味。
低温でゆっくり淹れることで、苦味や渋みが抑えられ、玉露のもつテアニンや香りが十分にひきだかれるとのこと。
テアニンていうのアミノ酸の一種らしいので、「出汁」を感じたわたしの味覚は間違っていなかったようです。
日本茶専門のカフェっていうのも珍しいですよね。店内の設も天然木にこだわっていて、とても居心地のよう空間です。
ビオトープや和風のガーデニング、室内グリーンも素敵。
庭のツワブキやユキノシタを鉢に植え替えたところ、葉が小さくなったとのこと。狭い鉢に合わせて生きる姿はちょっと盆栽にも通づる?
これは、実験してみたくなりました♪
ゆっくりとお茶とおしゃべりを楽しんで、再び国分寺を目指します。
西国分寺から国分寺駅も一駅なのですが、それほど離れていないのでGoogleタイムで歩けば20分ほどです。
そんな短い距離なのに、再びのカフェタイム
正月飾りを施した
胡桃堂喫茶店さんの入り口。カフェの中に小さな本屋さんを取り入れた発信力のある人気カフェ。
北多摩界隈、ほんと個性的なカフェやレストランが多すぎ!!
築100なんの喫茶店をラノベしたという店内は、本当に落ち着ける空間。
くるみのタルトとコーヒー(1350円)
お財布には優しくないですが、自分を甘やかしたい日には訪れたいカフェ。←絶えず甘やかしている気もしますが…(^^;;
国分寺駅から徒歩5分ほどですから、機会があればぜひ足を運んで欲しいですし、ホームページを読むだけでも楽しいです。
今回、全てのカフェの店名にリンクを貼りましたので、よろしければ参照してください。
友人と別れる頃にはすっかり夕暮れ。
4月に北多摩に越してきて、さまざまなカフェを開拓中。そのうち一覧を作れたらいいなと思っています。
いつもは1人で入ることが多いカフェですが、友人とおしゃべりしながら巡るのも楽しいですね。これはもはや旅。「日帰りカフェ旅」と名付けました。
さてさて、今日から年末年始のお休みにはある方も多いと聞いています。1年間お疲れ様でした。
年末年始は晴天が続くそうですが、寒波の今後が気がかりですね。
皆様、お気をつけて!
【今朝のおうちごはん】
・パプリカのスクランブルエッグ ・ベーコン
・プチトマト
・じゃがいもとカボチャのポタージュ
・バタートースト
・ヨーグルトwith柚子&カリンジャム