ご近所探検をしていたら、こんな素敵な心遣いが…。
わーい♪
ありがたく持ち帰りまーす。
夏みかんは酸っぱいのでマーマレードにすることにしました。
まずは皮を剥いて、白い部分を取り除きます。
この作業が面倒なのですが、ひょっとしたら、最初からピーラーで表面だけ削げばよかったのか?
地味に刻みました。
天日干しするといいとの情報を発見したので、朝ご飯の前に皮を剥いてお昼ご飯の後まで干しておきました。果肉の部分は冷蔵庫へ。
だいぶカラカラになりました。ただ果たしてこの工程は必要だったのか謎が残りますf^_^;
この後は苦味を除くために3度茹でこぼししました。
鍋は大きいほうがいいと思うのですが、手軽に使えるこのミルクパンで。
ちなみに茹で汁はシンクの掃除やお風呂に入れて使えますので捨てるのはもったいないです。
綺麗な色!!!
3度茹でこぼしても皮の苦味は油断なりません。そのまま水に晒し夕飯後まで放置。
さてさて、朝から1日がかりでようやく砂糖と合わせて煮る工程に辿り着きました。
果肉は袋から取り出し、切り分けておきます。種はお茶パックなどに入れて一緒に煮ます。
種子から出るペクチンがマーマレードを固めてくれるのです。偉大なる種子のパワーについてはこちらをご覧ください。
なお、我が家にはお茶パックも出汁パックもなかったので、ティーバックを分解して利用しました(笑)
あるものでなんとかやり過ごす。
旅で学んだ大切なことの一つです♪
さて、刻んで茹でこぼした皮、果肉の計量。皮は硬く絞り、果肉を取り出す際に出た果汁は加えます。
360g。今回、砂糖は7割にしてみました。
「ヘイシリ!360かける0.7」とスマホに話しかけると即座に「252です」と答えてくれます。呼びかけるのは恥ずかしいですが、手が濡れている時、作業している時は結構便利(笑)
ちなみに砂糖の量はネットにあるレシピでは4〜8割と皆様幅が広いです。
たくさん作って長期保存するなら甘い方がいいのでしょうが、わたし的には、7割は少しだけ甘すぎだったかも。
次に作るなら6割強にしてみようかな。
あとで気がついたのですが、最初に皮と砂糖だけ入れて、水が上がってきてから果肉と果汁を加えたほうがよかったみたいです。
あっという間に水が上がり、砂糖が溶けました。
それでは、ことことと弱火で煮詰めていきましょう。
果肉を潰しながら煮るのがポイントらしいです。
だんだんいい色になってきました。30分近くして、まだかなり汁気は残っているもののとろりとしてきました。
マーマレードは冷えるとかなり固まるので、そろそろ頃合い。
完成でーす!!!!!
ひと瓶とちょっと。
いい色〜!!!!!
瓶を逆さまにするのは諸説あって、逆さまにしないほうが良いという意見もあります。
ジャムを長期保存するなら、熱による空気の膨張を利用して、瓶の中の空気を抜く(脱気)ことが重要。逆さまにするのはその助けになるとかならないとか…。どっちなんだ???
ツイスト式のジャムの蓋にはセーフティーボタンというものがついていて、これが凹めば脱気成功。
矢印の先がセーフティーボタンです。左側の瓶は特に脱気していないので盛り上がっていて、マーマレードの方は凹んでいます。
保存する間も無く、すぐに食べちゃうから関係ないんですけどね。でも、このまま蓋を開けなければ1年は保存できるのがジャムのすごいところ。
でも食べちゃう!!!
宝石のような美しさ♪
口に広がる酸味と甘味。そしてほろ苦さ。
味はとっても良いですが、皮が少し硬いような…。
天日に干したのが原因か、皮と砂糖だけで時間をおけばよかったのか、はたまたもっと煮るべきだったのか…。
まあ、手作り感があっていいのかな?
うん、そういうことにしておこう。
夏みかんを提供してくれた方に感謝です。
北多摩、なんていいところなんだ!!!
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