YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

満開のロウバイ

2022-01-31 07:46:00 | 植物



昨日出かけてきた府中市郷土の森博物館。梅林の一角ではロウバイの花が満開を迎えていました♪

蝋梅(ロウバイ)は字から想像すると、「蝋のような梅」。


肉厚で、かつ光に透ける花びらは確かに蝋細工のように美しいかなと…。

また一説には旧暦の蝋月(師走ー12月の異名)に咲くからとも言われているようです。



花の少ない時期に咲き始める黄色に透ける美しい花。香りも良く、春の訪れを予感させてくれます。





たくさん咲いていれば尚更です。

この梅林には、ソシンロウバイとマンゲツロウバイという園品種2種が植えられているそうです。



原種の蝋梅は花弁も細く小さめで、中央部が赤かなっています。これは、梅林で撮影したものなので、先祖返りした園芸種かもしれません(ごめんなさい。よくわかりません)。

この赤色が入らないのが素心蝋梅(ソシンロウバイ)。

そして、中央部に赤い輪が入るものを月に見立てて、満月蝋梅(マンゲツロウバイ)というそうです。マンゲツロウバイは早咲きで12月末からお正月にかけて咲くことも売りになっているようです。



しかしこの2種、個体差が激しく、最近はソシンロウバイと表示があっても中央部が赤かったり、マンゲツロウバイとあっても、赤色がなかったら…。

ざっと調べたネット情報によると、実生生産のため、変異が大きく、販売者の感覚で命名されている場合もあるとの記事もありました。

というわけで、素人の私は識別を放棄(笑)



名前が分からなくても、美しいものは美しい♪

おうちに植えられている方も多く、お散歩途中に目にすることもありますよね。



まだまだ寒い日が続きますが、いつのまにか冬は終わりを迎えようとしています。



【今朝のおうちごはん】

・ハムエッグ
・自家製ピクルス
・ミニトマト
・ミニチョコクロワッサン
・甘夏とパイナップルのシロップ漬けwithヨーグルト
・コーヒー

今日もいい日になりますように!







鶏が卵を温め始める頃、梅を見に行く

2022-01-30 11:59:00 | 季節のこと



本日より大寒も末候。

いよいよ、本候で冬も終わり、暦の上ではまもなく節分。そして春です。

そんな日曜、空にはハロ!!
一瞬で消えてしまいましたけど…



本日は府中市郷土の森博物館というところへ来ています。北多摩へ来てからまもなく1年。来よう、来ようと思いつつ、なかなか足が運べなかったこちらの博物館。来てみたら素晴らしく良いところでした!!

森と博物館と建物園とプラネタリウムが一緒になった複合施設。



中でも広大な面積を占めるのが「梅林」。昨日から梅祭りが始まったようです(→3月6日まで)。

まだまだ、咲き始めですが、咲き始めだからこその美しさ。










どの花もつやつやでした♪
そしていい香り…!!

それにしても、毎度思うのは梅の花って撮り方が難しい…。撮ろうと思うと枝が被るんですよね(^^;;

全体的にはこれからの梅林。2月末には夜間ライトアップもあるそうですので楽しみです←行く気満々

まだ見学中のため、本日の更新はここまで。続きは、改めて!



【昨夜のテイクアウト】

・丸亀のうどん弁当390円
・おいなりさん120円
・緑茶
これ、なかなかいいです♪

今日もいい日になりますように!



ヒヤシンス咲く!

2022-01-28 12:25:00 | ガーデニング



2週間ぶりに横浜の自宅へ。
マイガーデンの話たちは姉のおかげで枯れることなくちゃんと咲いてた♪

そしてリビング

クリスマスに作ったヒヤシンスコンテナ





おや、なにやらピンク色!!!

咲いてましたー♪



松ぼっくりの間でちょこんと開いたヒヤシンス。

少し水不足なのかな?



春待つ窓辺。

前に世界のクリスマス展で見たフィンランドをイメージした飾り付け。



長く暗い冬を過ごさねばならない人々は、クリスマスから春までの間自分の家にヒヤシンスを飾ったり、友人に球根やプレゼントしたりするそうです。

横浜ではすでに戸外でも球根開花!




ミニスイセンの可愛らしい黄色!!

職場の通路にもチューリップの球根が芽を伸ばし始めました。




1月も残りわずか。
間もなく節分。そして暦の上では春がやってきます!

さすがにもう片付けないと(笑)↓



玄関を開けたら、12月末に買ってきた切り花がまだ枯れずに残っていてびっくりしました。



【昨夜のおやつ】
・いただきものの「たねや」のぜんざい
さすが、たねや!…なお味でした



今日もいい日になりますように!



100年に一度?リュウゼツランの開花情報届く!

2022-01-27 22:22:00 | 植物


2013年@ペルー

どどーん。
こんばんは。

リュウゼツランという植物をご存知でしょうか。正確にはリュウゼツラン科の植物。

上の写真はマチュピチュのインカトレイル(この後高山病でリタイアしたわけですが⤵︎)で見たリュウゼツランの一種。

漢字で書くと竜舌蘭。
竜の舌が尖っているのかは謎ですが、とても鋭い葉先を持った多肉植物です。蘭と言っても、いわゆるランの仲間ではありません

現地では、生活に役立つ植物でもあります。


@ペルー

このリュウゼツランの繊維はデンタルフロスとして使われているとのこと。

繊維が強いのがこの科の特徴なのか、アフリカに自生するサイザルアサもリュウゼツランの仲間だそうです。
 

2013年@タンザニア

ロープになったり、籠を編んだり…。

そして私でも知っている有名なお酒、「テキーラ」はリュウゼツラン科の一種、アガベ・アスール・テキラーナ(ブルーアガベ)と呼ばれる種の根茎から作られます。



↑このパイナップルみたいなやつが根茎。

そして同じ根茎から作られるアガベシロップはオーガニック甘味料として流通しています。



海外に自生する大型のリュウゼツランを紹介してきましたが、小型のものから大型のものまで300種くらいあるそうです。

日本には自生していませんが、観葉植物として鉢植えや庭植えされている方も多いかと…。ドラセナやユッカもリュウゼツラン科の植物です。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題(笑)

観葉植物って、花が咲かないイメージですよね。でも、植物ですからちゃんと花は咲きます。ただ、咲くまでに時間がかかるんです。

学名からアガベと呼ばれているリュウゼツラン科リュウゼツラン属の仲間は、「100年に一度咲く」なんていう噂から「センチュリープラント」なんて呼ばれることも。

実際は十数年〜数十年で咲くらしいのですが、一度開花し、結実した後は枯れてしまう運命。なかなかお目にかかる機会はなく、まさに「幻の花」なのです。

そんなアガベの開花情報が立て続けに耳に入ってきました。
写真をお借りできたので紹介させていただきます。

まずは沖縄県のホテルで撮影したというこちら

2021.12@沖縄(仕事仲間より)

すごぉーっ。
この葉っぱにこのサイズの花穂!!!

Foxtail Agaveともよばれるアガベアテナータ。


そしてこちらはアガベベネズエラ↓


2021.12@沖縄(仕事仲間より)

一度に二種のアガベの花を見られたとは、なんて幸運の持ち主!!!

写真を見せていただいただけで眼福でございます。


そして別の友人からは、自宅でお父様が栽培していたトックリラン(リュウゼツラン科)が咲いたとのお知らせが!?


2022.1@神奈川県(旅人より)

うわぁっ!!!!!

す、すごい!
このサイズでも咲くんですね。
鉢植えですよ!!!

トックリランはリュウゼツラン科ではありますが、アガベとは属が違い、結実後も枯れずに再び花をつけることもあるようです。

開花情報がニュースで流れることもあるくらい貴重な花です。

長年育ててきた観葉植物に、こうして花が咲くって感動だろうなぁ。開花まで漕ぎ着けるのはかなり難しいようですし…

そ、尊敬〜!!

今回、立て続けにリュウゼツランの話題が届いたことで、むくむくとリュウゼツランに興味が湧き、色々と調べてみたところ、今までに見たあれやこれやらが結びつき、今さらながら驚くことしきり。


その時はただ通り過ぎてしまったことに改めて気付かされる瞬間て、世界がぱっと広がった気になります。そして、気づかず通り過ぎてしまったことをちょっと後悔。




北多摩ルームのこの子↑と、テキーラと、サイザルアサが仲間だったんです!!


こんなきっかけを作ってくれた友人たちに感謝です。




【今夜のおうちごはん】

横浜に戻る前の残菜整理
・焼きそば(目玉焼きのせい)
・ルイボスティー


今日もいい日になりますように!




沢の水が凍る頃、ハクチョウに会いに行く!

2022-01-26 23:53:00 | 野鳥



1日遅れになりましたが(しかももうすぐさらに日付が変わります)、昨日から七十二候が大寒次候に切り替わりました。

ふきのとうが芽を出し始める季節(前候)なのに、寒さはピーク。この寒さに負けずに春への準備を進めているのって、ほんとすごいなぁ…。



さて先日、「冬の使者」なんて呼ばれるハクチョウを見てきました。

シベリアからやって来るハクチョウにとってはこんな寒さはなんてことないのかなぁ。首を伸ばして優雅に空を飛んでいました。

ずっと昔、北海道(だったかなぁ?)で見たオオハクチョウ。


日本に渡ってくるハクチョウは主にオオハクチョウとコハクチョウ(たまにアメリカコハクチョウが混じることも)。

この2種(3種)はサイズや、嘴の黄色の部分の形や大きさで区別できます。

ちなみにオオハクチョウは体長140cm(7〜12kg)。コハクチョウは120cm(5〜7kg)。

10kg以上の体が空に浮くってすごくないですか?

しかも半年に一度2000〜3000kmも渡りをするんですから!!!

基本的に、鳥の体は空を飛ぶために軽量されています。骨なんて中空になっているそうです。それでも丈夫に保つため、骨の中は筋交構造になっているんだとか…。

スズメなんて24gしかないんですよ!!


クロエリハクチョウ@パタゴニア

なのに、ハクチョウは長距離を飛ぶのに、かなりの巨体。筋肉量も多いのかなぁとは思うけれど、同じくシベリアあたりからやってくるオナガガモなんかは75cmで1kg程のようですし…


なんで、大きくなったんでしょう???

眺める私たちは、その優雅な姿に惚れ惚れとするわけなんですが…



ちなみに皇居のお堀にいるハクチョウは、コブハクチョウ。渡りはしません。

なんなら飛べないように羽が切られ、1日に1回、餌ももらっているそうです。つまり、あの場所で飼育するために連れてこられたということ。昭和28年からいるんだとか…。


自由に飛び回れることが幸せなのか、それとも人の保護下で、餌や外敵の心配をせずに一生を終える方が幸せなのか…

ハクチョウたちが北へ帰るまでにはまだもう少し時間があるようです。




【今朝のおうちごはん】
・ミニチョコクロワッサン
・ポテトと魚肉ソーセージの炒め物
・ミニトマト
・インスタントカフェオレ

それではまた明日〜!!