YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

風邪っぴきの1週間

2023-11-27 17:10:00 | 日々のこと
11月半ばから、だらだらと風邪の症状が続いたいますが、なかなか完治せず(T ^ T)

仕事に行けなくはないけれど、かなりギリギリなラインをキープしたまま1週間が過ぎ去りました。




街を歩けばハナミズキがいよいよ終盤の輝きを見せ、すっかり熟した実が道路に落ちています。




こちらはマンションのエントランスに植っていたロシアンオリーブの実。



オリーブと言ってもグミ科の植物で、オリーブとは別物だそうです。

透明感のあるぷっくりとした実と細長いシルバーリーフの組み合わせは秀逸ですね♪




店先のバンキングから伸びていた多肉植物。

街を歩けば、そこここに心躍る風景。早く風邪を治してもっとゆっくり散歩がしたい!

そんなフラストレーションが溜まりつつら今日この頃ですが、少し前に作った多肉のプレートが、なんとか無事に根付いてきたようでにんまり。



挿し穂が足りなかったのは残念ですが、なかなか良い感じです。

明日は再び最高気温が20℃を上回る予想の北多摩。皆様もお身体には十分気をつけてください。


【今朝のおうちごはん】

・いろいろ野菜のチーズ焼き
・ミニ食パン
・ミルクティー
・みかん

今日も1日お疲れ様でした!








枯れ葉舞う街角でカマキリとアブラムシに思いを巡らす

2023-11-25 20:54:00 | 昆虫や蜘蛛など

ケヤキの落葉がものすごいことになっている北多摩です。



プラタナスの葉も透け透けになってきました。

明日は全国的にかなり冷え込むとのこと。つい先日、今にも力尽きそうな風情のカマキリががっしりと獲物を捉えているのを目撃したのですが、こよ週末は乗り越えられるのかなあ?



生き物が捕食しているシーンというのは、目が離せないものです。

カマキリが食事しているすぐ隣にはの同じくコバネイナゴのカップルが…



気にならないのか、それとも寒くで動きが鈍いのか…




こちらではジョロウグモが食事中↓



クモはラッキー、獲物はアンラッキー。

弱肉強食とはいうけれど、弱いと言われている生き物も生き延びて命を繋ぐものもいれば、強いという生き物でも半ばで命を落とすものもいます。

全ての命が自分の種を存続させるために戦い、工夫し、変化し続ける世界。



ケヤキの近くを歩くと、雪虫がふわふわ。今年は札幌で雪虫が大発生したそうですが、北多摩や他の地域でも数が増えているような気がします。

「雪が降る頃に飛ぶ、雪のように白く小さな虫」と言うと美しいイメージですが、その正体はアブラムシ。

ケヤキの葉に虫瘤を作るケヤキヒトスジワタムシ(ケヤキフシアブラムシ)。



↑写真は別のアブラムシが作る虫瘤。ケヤキフシアブラムシは名前の通り、ケヤキ葉に虫瘤を使って繁殖します。

春先に孵化したアブラムシたちがまだ柔らかい若草色の葉に口を刺して吸汁し、その刺激でケヤキの葉に虫瘤ができます。そしてその中で、ケヤキフシアブラムシはメスの成虫を増やし、梅雨の頃になるとタケ・ササ類に移動してさらに繁殖。冬になる前にオスが生まれるようになり、ふわふわ飛んで再びケヤキの木へと移動して卵を産みます。



このケヤキ並み木にもひっそりと卵が産み付けられているのかも!?

ちなみに今年札幌で大発生した雪虫は、本州から持ち込まれたケヤキの木について北海道に上陸したケヤキフシアブラムシだそうです。

道内には、トドノネオオワタアブラムシと言うトドマツとヤチダモの間を行き来する比較的大型のアブラムシも住んでいます。

アブラムシはカメムシ目アブラムシ科に分類される小さな虫で、なんと7000種も確認されています。多くは農作物や園芸植物に害をなすため、昔から研究が盛んなようです。

そのうち白い蝋物質を纏って飛ぶ、いわゆる雪虫はわずか5種類程度。

今年、札幌の雪虫がニュースになったおかげで、これまで自分の中でバラバラに存在していた3つのことが1つにまとまりました

・アブラムシの繁殖
・虫瘤という生態
・雪虫の正体

枯れ葉舞う街角。

ともするとセンチメンタルな気分になるこの状況で、アブラムシについて考えを巡らせている人はそうはいないだろうな…。

ふと我に帰り、自分に苦笑い…。
というわけで、本日のタイトルは長すぎです(笑)


明日もいい日になりますように!





塩麹の使い方を知る

2023-11-23 11:17:00 | 食べ物
名前は知っているけれど、使ったことがなかった塩麹。


野菜と混ぜればいいだけと教えてもらい、早速挑戦。

直売所で見つけた「コールラビ」というかぶに似た野菜。


よく見たらキャベツの仲間とのこと。

…てことはこの赤くて丸い塊はキャベツの芯のようなもの???


とりあえず、カブと一緒にざくざく切って、あとカキも皮ごと薄くスライス(フルーツが入ると美味しいらしい)して、塩麹と混ぜてみました!




はじめは、見るからに葉っぱも硬そうなコールラビでしたが、1(日)たったら、しんなりしました。



朝はパン派なので、塩麹漬けにオリーブオイルとレモン汁をかけてマリネ風にしてみました。ハムとかソーセージとか、目玉焼きとかあれば良かったなぁ。

マリネ風で野菜もしんなりとして美味しかったです。

ちなみに右上は納豆ではなく、ヨーグルトです(^^;;

お肉や魚などのタンパク質も分解して柔らかくしてくれるとのこと。次はそれも挑戦してみたいです。



北多摩野菜生活は相変わらず楽しいです!


【昨日ののカフェごはん】

・けんちん汁150円
・米粉のお団子300円

今日もいい日になりますように!








寒い夜はフットバス

2023-11-21 21:26:00 | ハーブ・スパイス
日が暮れるとぐんと気温が下がる今日この頃。

久々にフットバスを用意しました!


おけに水を張り、そこに沸かしたお湯を注ぎます。

去年作った陳皮(みかんの皮を干したもの)がまだ残っていたので、チンキと一緒に入れました。


チンキは抗菌作用がある月桃で作ったものです。ショウガ科の植物なので香り爽やか!


陳皮は血行を良くしてくれますので、みかんの皮は捨てずに、干しておくのがオススメ!

本当は布の袋とか茶漉し袋に入れると後で片付けが楽なんですが見つからず…。

最後に熱が逃げないように毛布や膝掛けで足をおおいます。



幸せ〜。

足しか温めていないのに、じんわりと汗が…

ただ、やはりバケツの方が良かったかな。洗い桶は足は出し入れしやすいけれど少しだけ浅い気がします。

お湯が冷めてきたら終了です。

柔らかくなった足にローズマリー軟膏をすりこんでマッサージ!


ローズマリーは強い抗酸化作用や血行促進作用があるハーブ。ガサガサの足裏もしっとり〜。

おお〜。いつの間にやらハーブが生活に馴染んできました♪

そして、先日作ったカリンシロップと生姜とレモンで、カリン風味のジンジャーレモネード!



足もお腹も温まったので、今日は早めに休むとしましょう。風邪はずいぶんと良くなってきたようですので、明日には全快かな?

フットバスの応用でもっと手軽なハンドバスもオススメ!




さてさて、明日もいい日になりますように!!

おやすみなさい。









大地が凍り始める頃の北多摩散歩

2023-11-20 19:33:00 | ウォーキング
風邪をひいて2日ほど更新が滞りましたが、おかげさまで復活しました。本日の記事は、11/17に書きかけたものです(^^;;
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立冬もそろそろ末候。「地始凍(ちはじめてこおる)」から「金盞香(きんせんかさく)」へ。

江戸の頃より、この季節になると霜が降りたり、水仙が咲いたりするらしいのですが、いやいや、それにしても急激に寒くなりすぎですよね?




調べてみたところ、最高気温は例年を上回っているのに平均気温は12月ではないですか!?



@上記のデータは北多摩のシェアハウス周辺

自転車のハンドルを握る手が、若干かじかむ感覚。冬だー!!!



北多摩の森もずいぶんと様変わりしていました。

クロガネモチの真っ赤な実


葉が落ちて目立ち始めたカラスウリ

夏の間網目状に広がり続けた蔓植物の残骸


ハダカホオズキのツヤピカな実


黄色や赤が散りばめられた落ち葉の道


こんな季節を好んで咲く花もあります。

リンドウ


ヤクシソウ

アワコガネギク

センボンヤリ


コウヤボウキ


ほとんどの草木が枯れゆくときにぐんぐんと葉を伸ばすヒガンバナ



寒さに耐えれば、これまで地表をおおっていた野草たちが姿を消す季節は太陽の光を独占できます。

葉が凍りついたり、霜柱で根を切られたり、苦労も多そうですけれど…

いやはやたくましいことです!!!

色違いのそっくりさんを見つけました!





赤いのはサネカズラ(美男葛)、黒いのはシオデ。そっくりと書きましたが、よく見るとずいぶん違いますね。科も全く別物です。

サネカズラがなぜ美男なのかはこちらを参照

この日は空も虹色に輝いて美しかったのですが、案の定、翌日から天気はカズラちゃいましたね。虹色は雨の予兆…。




でも、やっぱり綺麗だから見るとテンションあがっちゃいます。

寒くなってきたので皆様も風邪にはご注意ください。