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YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

心に響いた講演会〜クジラにとっての屋久島〜《一部訂正》

2023-11-14 18:14:00 | 雑感
※投稿後、いくつかの間違いがありましたので訂正しました(11/14 15:33)

遡ること8年前、屋久島でお世話になったネイチャーガイドのNaoちゃん。

その後も東京近郊でのワークショップに参加したり、Facebookを眺めたり…、その活躍の様子を拝見していました。



そんなNaoちゃんが、ここ数年しばしば投稿するクジラの話が気になっていました。

そして先日、これまでの研究成果を講演会で話すという案内を見つけ、ズームで参加。


2023.8.12@屋久島一湊海岸
 
その講演会でわたしが聞き齧ったことは

・屋久島には回遊中のザトウクジラが立ち寄っている。
・クジラは尾びれの模様で個体識別できる。
・クジラは音に敏感。
・船でのホエールウォッチングやドロンでの近距離撮影はクジラにストレスを与える。

他にもたくさん話してくれたのですが、わたしの勉強不足で間違ったことをお伝えしてはいけないのでこの辺で…ごにょごにょ…(^^;;



しかしこの講演会で何より心に響いたのは、「純粋にクジラが好き」「地球が好き」「クジラと地球を大切にしたい」というNaoちゃんの熱い思い。

Naoちゃんたち屋久島クジライルカ研究所は12〜4月の間、毎日のように岸から海を眺め、鯨の様子を見守り、その行動を記録し続けてきました。

沖縄美ら島財団とも連携しながら、常に学び、クジラにできることを模索しているようです。



膨大な時間を無償で、いやむしろ自ら資金を出して、費やしてきた研究の成果!!

人は人の思いに動かされるのだなと、Naoちゃんの思いが心に飛び込んできました。

自分自身も「地球を大切に」「自然を大切に」という思いをもって育ってきたわけなのですが、いつのまにか、「どうせやっても無駄なんだよなぁ」と、それを言い訳に、楽な方へ楽な方へと生活しがちな自分が恥ずかしくなりました。



小さなことでも、みんなが取り組めば何かを変える力になるかもしれません。

大海も一滴の水から…。

講演会より前の話ですが、屋久島クジライルカ研究所では、研究のための費用のために寄付を募っているとの話を聞き、わたしも応援してみました。その返礼品がやってきましたよ!



素敵!!

Tシャツとお礼のカード、クジラの歌(屋久島で録音)が入ったCD、ステッカーです。

引き続き寄付は募っているようです。金額によって返礼品も用意されているようですから興味のある方は是非。
※Tシャツは枚数が集まってからの発送になるので、次回はまた少し先になるかもとのこと。



Tシャツを着て屋久島へ(笑)〜合成です〜

わたしもクジラを見てみたいけれど、島外からたくさんの人が押し寄せるようになると、それもクジラにはストレスなのかなぁ…。

講演会では屋久島のホエールウォッチングは船を使うのではなく、岸から行う形を維持したいと話されていましたが、今はまだあまり知られていないクジラのことが有名になり、クジラの住む海が安心な場所では無くなってしまうのは、絶対に避けなければいけないなと感じました。

でも知らなければ守ることもできないし…。これからも学び続けていきたいです。




【今朝のおうちごはん】

・叔母特製!天然胡桃のパウンドケーキ
・塩麹野菜と千切りキャベツのサラダ
・ヨーグルトwithブルーベリーソース
・コーヒー

今日もいい日になりますように!




世界のビールで楽しい時間!

2023-11-09 15:26:00 | 雑感
少し前の話ですが、世界のビールが飲めるお店で楽しい時間を過ごしてきました。

お店はこちら↓ 

世界一周 食の旅 Hitch x kakeru ヒチカケ

世界のクラフトビールが70種類以上☆上野 御徒町のビアバー ヒチカケ。 完全個室の貸切、70種類のビールが飲み放題のプランもあり☆世界の家庭料理、ローカル料理も☆

世界一周 食の旅 Hitch x kakeru ヒチカケ

 

もう10年も前の話になってしまいますが、突然思い立ち、世界一周の大冒険へと旅立ちました。

そのおかげで、たくさんの出会いに恵まれたわけなのですが、未だに繋がる縁もあり…。



旅で繋がったご縁を「旅友」、ブログで繋がったご縁を「ブロ友」なんて、勝手に呼ばさせてもらっているわけですが、こちらの世界各国の美味しい料理とビールが楽しめるお店は、まさにそのブロ友ご夫婦が経営されています。

いちばんのお気に入りはミャンマーの漬け物的な存在、「発酵させた茶葉(唐辛子が入るのでとっても辛い)」を使ったラペットゥ↓


上にのっているのが発酵茶葉。千切りキャベツに豆や揚げエビなどパリパリした食感のものが混ざり、食感が楽しく、ピリッとした味わい

ミャンマーでは家庭ごと、店ごとに味が違いそれぞれ美味しいのですが、なんと本場よりもこの店のラペットゥの方が美味しいと思います。

今回このお店に一緒に行ったのは、ミャンマーを共に旅した旅友さんとそのお母様!!!



世界のビールで乾ぱ〜い!!

10歳以上も歳の離れた彼女より、お母様との歳の差の方が近かったり…。

前々から「お会いしたいですね」なんてSNSでは話していたのですが、ついに実現!!!

酔いも回るにつれ、なんだか楽しくなってきました。



何度もご挨拶したり〜。

人生の先輩の話を聞くのはいつも楽しいものですが、「旅友」なんて仲良くしてもらっていた彼女から見ると、わたしはそれ以上に年上だったことに、はたと気づき…。

いつも付き合ってくれて、ありがと〜。







彼女とは10年前にガラパゴス諸島で出会い、2016年には一緒にミャンマーを旅しました。
その後もいろいろ…♪

無数の仏塔が点在するバガンの風景。本場ミャンマーのラペっトゥ(3枚目にわたしが手に持っている小皿)。

そんなミャンマーが、非常事態に陥ってすでに2年半。自分の足で歩き、目で見た風景のことを思うと1日も早く治安が回復し、ミャンマーにいる皆さんが日常を取り戻されることを強く強く願わずにはいられません。



ちなみにミャンマーには「タナカ」と呼ばれる日焼け止めがあります。
これは日本とは全く無関係で、英名のウッドアップル(エレファントアップル)を始めとしたいくつかの樹木の総称。ミャンマーの人々は老若男女問わず、タナカの根や幹を水とともに擦りおろしたペースト状のものを顔に塗っていました。

彼女は旅名人で、美味しいものや土地ならではのものを見つけるのがとっても上手。あと自撮りもじょうず!!

一緒に旅すると1人で旅するときの何倍も楽しい体験ができてしまいます♪



そんな彼女を育てた最強のお母さんと話ができて、本当に楽しい夜でした!!!

最後はデザートまでしっかり分け合い、お店を後に…。

最近はコロナもそうですが、なにかと世界情勢がマイナス方向に動いているようで…。

10年前に思い立ち、旅立ったことは良いタイミングだったと思うと同時に、今できることは今やっておかないと、時間が経ったらできなくなるのかもしれないなと…
 
まだまだ見たいところ、歩いてみたいところ、たくさんあるんですよね。国内も、国外も…。



お土産もたくさんいただいたので、今度はお土産持って遊びに行かないと!!!

楽しい時間は体の中に染み込んで、次へのパワーにつながりますね。

ありがとうございました!!




【今朝のおうちごはん】

・朝からレトルトカレー
・キャベツサラダとミニトマト
・コーヒー





目まぐるしい秋の空

2023-10-11 16:04:00 | 雑感
昨日の北多摩は雨に始まりました。



気温が下がったためか木々の色も毎日変化しています。





雨は出勤する頃にはすっかり止み、昼には夏のような空模様。



ところが夕方になると急に風が吹き始め、空は急変。

雨雲が垂れ込め、青空を封じてしまいました。



雲の合間に夕焼けと青空のグラデーション。



そして夜は再び雨になりました。

なんて目まぐるしい1日!!!
こんな空模様の1日も珍しい…。

と思っていたら、今日も何やら雲の展覧会のような目まぐるしい空模様。

そういえば、「女心(男心)と秋の空」なんて言うんでしたっけ…。

わざわざ、「女心」だの「男心」だのとつけるのは、やはり恋人同士、夫婦同士でも相手の心は計り知れないということなんですかね。まあ、現代風にいうなら男女関係なく「人の心と秋の空」となるんでしょうか?









見ていて飽きないっていうのはいいんじゃないのかなぁ?

わからないからこそ、わかり合おうと向き合うことが大切なような…。

話は飛びますが、中東でまた新たな争いが勃発し、多くの命が失われているという悲しいニュースが報じられています。

対岸から眺める我々と、実際にその場に身を置く当事者では考えることに大きな隔たりがあるであろうことは容易に想像がつきます。分かりあうことは本当に難しい。わからないかもしれないけれど、わかり合おうとすることこそが大切で、そこから何か生まれたらいいなと思います。



金木犀がようやく咲きそうです。季節は巡り、その中で命のバトンが受け継がれていきます。

この奇跡の星に生まれ、たくさんの選択肢に恵まれた自分。そのことに感謝を忘れず、できることを見つけ、行動できる自分になりたいです。


【今朝のおうちごはん】

・コールスローサラダ
・トースト
・柿
・ヨーグルトwith グラノーラ


今日も一日お疲れ様でした!










派手に祝ってもらいました(笑)

2023-09-20 17:38:00 | 雑感
少し前に迎えたハッピーGoGoな誕生日。キリが良いからなのか、例年ならひっそりと迎える誕生日ですが、今年は何やら賑やか。

極め付けに横浜の自宅に戻ると…



家の中がパーティ仕様になっていました。ハロウィン以外では初のシュチュエーション!



完全なるサプライズに驚かされました。

飾ってくれたのはぴよよんさん(姉)なのですが、彼女がアメリカに留学していた頃(25年前くらい?)、アメリカの大型スーパーではこういったデコレーションの売り場がかなりの面積で展開されていたような…

写真はイメージです(笑)↓



あの頃は日本ではこういうパーティーグッズはあまり見かけなかったなぁ…

インスタ映えなんて言葉が流行り出した頃から、日本でもこういったコーナーが増えてきた気がしますが、諸外国に比べるとまだまだ少ない?

世界一周した時、南米でもこういったパーティーグッズ専門店はよく見かけました。



ペルーのリマにあるゲストハウス「桜子」さんにお世話になった時には、子どもの誕生日会に呼ばれるとそれはそれは豪勢でお付き合いが大変という話も聞きました。風船も大活躍だそうです。

外国の方々って日本よりも誕生日を大切にしているイメージ。


バタークリームの派手派手ケーキ@ボリビア

だからFacebookなどの外国発信のSNSでは誕生日が重視されてるんだろうなぁ。海外の映画やドラマでも誕生日って派手ですよね。

ちょうど10年前は世界をふらふらと旅していたのですが、誕生日を迎えた日はチチカカ湖のウロス島を訪れていました。



ウロス島は、カヤツリグサ科の植物でできた浮島です。スペイン軍が侵攻してきた時に、領土を追われた人たちが湖に逃れ、今も暮らしているそうです。

で、この時も誕生日ということで、島の皆さんにバースデーソングを歌っていただき、プレゼントまでいただいてしまいました。



しかもその夜はツアーメイトたちから特大サイズのケーキまで♪



もちろんみんなで食べるわけですし、祝われる側から振る舞い酒の用意をしたり、何だかんだ出費もかさみます(^^;;

でも皆んな自分の誕生日が大好き!!

ツアー中は誕生日の人がいるとこんな感じで祝福しあいました。誕生日って、子どもでも大人でも、おじいちゃん、おばあちゃんでもほんと特別扱いな文化。


強制一気飲みグラス(笑)


日本にいて、この年になると、周りからは「誕生日は歳をとるから嬉しくない〜」なんて声も聞こえてきますが、その辺りの感覚はずいぶん違う気がしました。←あくまで印象

そんな日本で、今年はたくさん祝っていただき、何だか外国での出来事を思い出してしまいました。







ケーキも何回も食べちゃいました♪

さて、そろそろまた海外にも行きたいのですが、なかなかお金がたまりません(^^;;



久々にこんな本を眺めながら、とりあえず心だけ旅に出てます。







【今朝のおうちごはん】

・コロッケパン
・ヨーグルト
・コーヒー

今日もいい日になりますように!



経る時〜季節は巡る〜

2023-09-14 21:13:00 | 雑感
今日の記事はなんてタイトルにしようかなぁと思った時、ふと「経る時(ふるとき)」というユーミンの楽曲が頭に浮かびました。

今年も誕生日を迎え、気づけばあと5年で還暦だそうです。



まだ何も始まっていないうちに人生が終わってしまうような、そんな焦りを感じてしまうのは、きっと私だけではないんだろうなぁ…。

22歳で働き始め、32歳で父を、42歳で母を亡くし、そして仕事を辞めました。52歳の時にコロナ禍がスタート、同時に北多摩で働き始めました。振り返ると10年ごとに節目があった気がします。


お花をいただきました

10年といえば、突然世界一周の旅に出かけてから今年でちょうど10年。この10年は楽しいことを追い続け、なんだかフワフワとあっという間に過ぎ去った気がします。

このままでいいのかなっていう焦りのような、後悔のような…。
いや、悔いているってことではないですね。だって十二分に楽しい毎日だし♪


一部はドライフラワーに

ただ10年とか5年とかっていう単位で自分を見直した時に、もう少し何か、やり遂げたものがあってもいいような…。

楽な方に流されている毎日。忙しいことや、苦労することからは遠く離れていたいと思う一方、楽ばかりしてると不安になってしまうのですから不思議なものです。


夜明け前のの月と金星@北多摩

5年後の自分を思った時、なんかこう、もっと人間的に成長できていたらいいなぁ。

さて、タイトルのユーミンの「経る時」なんですが、こんな感じで始まります。

窓際では老夫婦が
ふくらみだした蕾をながめてる
薄日の射す枯木立が
桜並木であるのを誰もが忘れていても何も云わず やがて花は咲き誇り
かなわぬ想いを散らし 季節はゆく


久遠寺の枝垂れ桜(2022.3.28)

そうなんですよね。
365日、毎日綺麗な花を咲かせているばかりではいられないのです。日々の暮らしは地味に淡々と積み重なっていくもの。花は咲いたと思ってもやがては枯れ、そしてまた咲くのです。繰り返される季節の中で。

還暦を迎える時、もう少し人間的になんとかなっていたいということと、この歌のように積み重ねた時を静かに振り返れるような、そんな自分でありたいなあと…。

この世に生を受けたという奇跡。そして自分が自分らしくあり続けられる幸せ。それを無駄にしないよう、よりよく生きるために少しくらいはがんばりたいと思います。

少しくらいは…(^^;;



55歳もよろしくお願いします!



【昨日のスイーツ】

夏の間ずっとお休みだった蔵リビングさんが再開♪
・フルーツあんみつ¥430


明日もいい日になりますように!