朝の国分寺界隈を散歩していると、畑の傍にキラキラ輝く一角
これを顕微鏡で見てみると…
ぴよよん定食
このキラキラはスギナに違いありません。北多摩に来てからツクシとか、スギナとか、フキノトウとか見つけられずにいたのですが、
ついにスギナのキラキラ発見〜!
でも、、、このスギナ、形が平べったくて、なんだか海藻のようです(笑)
スギナに付いている水滴は、内部から排出されたものなんだそうです。
植物の葉には気孔という器官があることは知っていましたが、湿度が上がりすぎると気孔からの蒸散だけでは追いつかず、水孔という穴から液体の状態で水分を排出するそうです。
それがこれ
水孔は、発達してい植物とそうでない植物があるらしく…
どうやら朝露もこれと関係があるようです。ずーっと結露的なものかと思って生きてきたので、びっくり。
ちなみにこちらは以前の勤め先の近くで見かけたスギナ
ツクシもにょきにょき生えていました。
ツクシはスギナの胞子体
先端に並ぶ六角形の蓋は胞子嚢床と呼ばれていて、その下の白いひらひらが胞子を排出した後の胞子嚢。
まだ胞子を飛ばす前、土から出たばかりのツクシを切ってみると…
輪切りにした写真の右側の方を見ると、抹茶のような胞子が白い袋状の胞子嚢にびっしりと詰まっていることが分かります。
抹茶というよりカビ???
1本のツクシに入っている胞子の数は100万とも、200万とも…。とにかくものすごい数が詰まっているようです。
これを顕微鏡で見てみると…
なんと、意外にも可愛い♪
一つの胞子から4本の弾子が伸びていて、湿度が高い日には縮んで絡み合い、カラッと晴れた日には弾子を広げてバラバラになり、風に乗ってより遠くへと飛んで行くんだそうです。
晴れた日に飛んでいく綿毛たちと似てますね。でもその数がエグい…。
【昨日の夜ごはん】
ぴよよん定食
メインはいただき物のソーキ
今日もいい日になりますように!