YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

三宅・八丈!橘丸の旅!!

2024-01-12 16:55:00 | 旅行
今年の正月は大島に行く予定が、いつのまにか八丈島まで足を伸ばすことになりまして…。本日はそのときの船の記録。

伊豆諸島って一口に言うけれど、随分と南北に離れています。飛行機が発着するのは、大島、新島、八丈島の3島だけ。あとは、船かヘリコプター。



船で行く場合は東海汽船を使うのですが、比較的近い島へ行く航路と、より南の島へ行く航路の2通りがあります。大島周辺へはより速いジェット船も出ていますので、比較的気軽に行かことができますが…。



八丈島ともなると船が欠航してしまうこともあるのです。特に冬場は海が荒れるので、八丈島への就航率は80%ほど。5回に1回は行き着けないことになります。御蔵島や青ヶ島となると、もう予定通りに往復できるなんてことは奇跡に近い。「神様に呼ばれないと行けない島」なんて噂も…。



実際、海は大荒れで、夜10時半に出た船は、御蔵島には立ち寄らず、三宅島に入港。その後、八丈島へ向けて出航したものの、波の状態が悪化して途中で三宅島へ引き返すことになりました!?

そんなことあるんだ!!!



まあ、こんな天気でしたし、それもやむなし(T_T)

八丈島までの乗船券を買っていた我々の道は3つ。

①途中立ち寄る三宅島で降りて翌日に八丈島を目指す。(宿代は自分持ち)
②東京に引き返し、再び八丈島へ向かう。(船で連泊)
③東京に引き返し、全額払い戻し。

朝の寝ぼけた頭でそんな選択を迫られてもー(>_<)
なるほどねー。
乗ってみて初めて分かりました。

船のWi-Fiを使い、なんとか手頃な部屋を見つけられたので、①の三宅島泊を選択。

ちなみに揺れに備え船内の椅子は鎖で固定されていました。



↑ここは食堂。それなりにメニューはそろっていますが、揺れによって提供できないメニューもあるんだとか…。



2等船室はこんな感じ↓



コイン式のシャワーやドライヤーも完備されていてなかなか快適でした。





そんなわけで、三宅島に1泊したのですが、翌朝は朝5時過ぎに出港。宿の人は慣れたもので、ちゃんと1人500円で港まで送ってくださいました。



タクシーより断然安くて大助かり!まだ星空が広がる4時前に宿を出発。




暗い中の接岸作業。
出航してうつらうつらとしたから海上から太陽が登ってきました。



元旦から3日連続で朝日を拝むとは、なんで勤勉な年明け!

そして無事に八丈島へ上陸。


…と、ここで終わりではない船の旅。翌日の帰着便も、海が荒れて怪しい雲行きに…。

島の生活って本当に天候に左右されて大変なんだなぁ。…なんてことを改めて思い知らされました。

「条件付き繰上げ出港」との連絡がきたのは夜ご飯も済んでから…。翌日は朝食もそこそこに港へ向かうことになったのでした。


そして、最後の最後、これまでは何だかんだと大した揺れはなかった船が大揺れに揺れました。

もう、ババーンとかバリバリバリバリーとかゴリゴリーとか音まで伴って上下に、左右にぐらぐらと。魔のドレーク海峡に匹敵するほどの大揺れでびっくりしました!!

三宅島に着く頃にはだいぶ穏やかになったので、なんとか乗り切りました。



乗船時間、およそ12時間。
美しい富士山や夕焼け、そして東京の夜景を眺めながら、ユリカモメと一緒に帰着。







船の旅は天候に左右はされますが、独特の雰囲気があって良いなあ…なんて思いました。

ただし、時間の余裕がたっぷりあるときに限ります。下手したら帰ってこれないですし…(^^;;

つぎは小笠原にも行きたいなぁ…。
フェリーで24時間かかるそうです。


【今日のカフェタイム】

本日は地元鶴見のカフェ♪
カフェオレ¥600
マフィン¥330

本日は金曜日!皆座お疲れ様です!








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