今日の記事はなんてタイトルにしようかなぁと思った時、ふと「経る時(ふるとき)」というユーミンの楽曲が頭に浮かびました。
久遠寺の枝垂れ桜(2022.3.28)
夏の間ずっとお休みだった蔵リビングさんが再開♪
今年も誕生日を迎え、気づけばあと5年で還暦だそうです。
まだ何も始まっていないうちに人生が終わってしまうような、そんな焦りを感じてしまうのは、きっと私だけではないんだろうなぁ…。
22歳で働き始め、32歳で父を、42歳で母を亡くし、そして仕事を辞めました。52歳の時にコロナ禍がスタート、同時に北多摩で働き始めました。振り返ると10年ごとに節目があった気がします。
お花をいただきました
10年といえば、突然世界一周の旅に出かけてから今年でちょうど10年。この10年は楽しいことを追い続け、なんだかフワフワとあっという間に過ぎ去った気がします。
このままでいいのかなっていう焦りのような、後悔のような…。
いや、悔いているってことではないですね。だって十二分に楽しい毎日だし♪
一部はドライフラワーに
ただ10年とか5年とかっていう単位で自分を見直した時に、もう少し何か、やり遂げたものがあってもいいような…。
楽な方に流されている毎日。忙しいことや、苦労することからは遠く離れていたいと思う一方、楽ばかりしてると不安になってしまうのですから不思議なものです。
夜明け前のの月と金星@北多摩
5年後の自分を思った時、なんかこう、もっと人間的に成長できていたらいいなぁ。
さて、タイトルのユーミンの「経る時」なんですが、こんな感じで始まります。
窓際では老夫婦が
ふくらみだした蕾をながめてる
薄日の射す枯木立が
桜並木であるのを誰もが忘れていても何も云わず やがて花は咲き誇り
かなわぬ想いを散らし 季節はゆく
薄日の射す枯木立が
桜並木であるのを誰もが忘れていても何も云わず やがて花は咲き誇り
かなわぬ想いを散らし 季節はゆく
久遠寺の枝垂れ桜(2022.3.28)
そうなんですよね。
365日、毎日綺麗な花を咲かせているばかりではいられないのです。日々の暮らしは地味に淡々と積み重なっていくもの。花は咲いたと思ってもやがては枯れ、そしてまた咲くのです。繰り返される季節の中で。
還暦を迎える時、もう少し人間的になんとかなっていたいということと、この歌のように積み重ねた時を静かに振り返れるような、そんな自分でありたいなあと…。
この世に生を受けたという奇跡。そして自分が自分らしくあり続けられる幸せ。それを無駄にしないよう、よりよく生きるために少しくらいはがんばりたいと思います。
少しくらいは…(^^;;
55歳もよろしくお願いします!
【昨日のスイーツ】
夏の間ずっとお休みだった蔵リビングさんが再開♪
・フルーツあんみつ¥430
明日もいい日になりますように!