昨日と一昨日の2日間にわたり、裏磐梯で恒例となりつつあります
バドミントンの合同合宿が開催されました。
2日間で約300名を超える選手達が集まり、ダブルス、シングルスA、シングルスBの
3クラス、3会場に分かれて行われました。
中学生にとっては県大会前、小学生もABC大会、若葉カップの全国大会前とあり
真剣なゲームが繰り返されました。
当日は裏磐梯特有の寒さ?であまり大汗をかく事もなかったので
練習量を積むことはできたのでは???
沢山のチーム、中学校から参加して頂きましたが
今回の東日本大震災で被災された中学生や小学生も参加して頂きました。
Michi Papa 様からお預かりしておりました沢山の支援物資をすべて
福島県相双地区のK中学校の保護者の方にお渡しいたしました。
中学生達は3名と参加人数は少なめでしたが
同級生を無くされて、折しも土曜日は100日目。
慰霊祭が行われていたそうですが、心中穏やかではなかったと思います。
保護者の方々は苦しい生活費の中から子供達に新しいラケットやウエアーを用意してくれたり
友人からいただいたりして、一応バドミントンは出来るようになったそうです。
と言っても充分にあるわけでなく支援物資がたくさん詰まった大きな箱を開けた瞬間
大変喜んで頂きました。
皆さんからの好意が詰まった箱なので「玉手箱」のようでした。
中に入っているもの全てを確認して頂き
全てをお持ち帰りいただきました。
ただ会場だけはいまだに少なく、環境はいまだに整ってないそうです。
4校で順番に体育館を使用しているため、練習時間はほとんど取れず
外での走り込みや素振りがメインの練習だそうです。
今回の合宿が震災来初めてコートでの試合になったそうで
コートに立って少々はにかんだ生徒の顔が印象的でした。
中学生以外のジュニアの子供達はいまだにバドミントンの用具や
ウエアー等いきわたっているかどうか分からない状況なので
地元に戻ってから再度調べて頂ける事になりました。
もちろん今回お渡ししました支援物資を分かった段階でお分けして頂く事にも
なっておりますが、中学生も避難生活をしている生徒たちも沢山おり
その辺の状況もつかんで頂き、今回の支援物資をフル活用
して頂く事にしました。
今回引率してきていただきましたKさんは以前からジュニアの指導もされて
きた経験をお持ちの方で、その辺の事情も明るい方ですので
どうぞよろしくお願い致します。
今回は合宿自体が大変厳しい合宿でKさんも生徒達から目を話す事が
出来なかったでしょうが、今後はKさんと連絡をとりつつ
支援活動を継続して参りたいと思います。
皆さまからお預かりいたしましたご厚意を
無駄にすることなく、活用させて頂きました事を
報告させて頂き御礼と代えさせて頂きます。
本当にありがとうございました。
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