ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

失点したときに、声を合わせて出す3つ目の理由

2013年10月04日 12時12分10秒 | メンタル面

声を出すこと及びその声をチーム全員で合わせて出すこと、その大切さについては少しずつご理解いただけたと思います。
今日は、もう一つ、失点したときに、声を合わせて出す必要があるという理由についてお話しします。

声を出す機会を失わないようにする
ポイントを取った時に、全員で声を合わせて出すようにしておけば、点数を取るたびにチームの雰囲気は盛り上がっていきます。
さらに得点を取っていく可能性が出てくるわけです。

ところが、それだけでは問題が生じます。
失点した場合どうするかということなんです。
ポイントを取った時に声を出すようにしていても、失点した場合に声を出すようにしていなかった場合、チームは声を出す機会を失ってしまうことがあります。

例えば、相手チームがサーブを打ち、当方がそれをレシーブしスパイクして1点めを取ったといたします。

その直後全員で声を出します。

その次のラリーでは、当方がサーブを打ちます。
すると相手チームが、これをレシーブし、スパイクを打ってきます。その結果そのスパイクが決まって、相手に得点が与えられます。

相手に、得点が与えられた場合、当方は全員で声を合わせて出すという行為は行ないません。

次のラリーでは、相手チームがサーブします。これを、当方がレシーブミスして、相手に得点がまた入りました。

すると、当方としては、また声を出す機会を失うことになります。
こうなると直前のプレーで、サーブレシーブをミスした職員は、マイナスの思考引きずったまま次のプレーに入ることになります。

次のラリーでも、相手チームがサーブします。今度は何とかレシーブしますが、当方のスパイクがブロックされ、またまた相手チームに得点が入ります。

相手チームは大変盛り上がりますが、当方は失点した場合の声を出す行為を行わないので、気分が滅入ったままとなります。

すると、次のラリーでも相手チームのサーブを当方はレシーブしながら、アタッカーが無理をしてスパイクボールをアウトにしたりします。

相手チームは、大いに盛り上がりますが、当方としては、この場合声を出す事はありません。

そうこうするうちに、当方のチームはメンタル面で完全に集中力を切らしてしまい、立ち直れなくなっていくのです。

失点した場合に、声を出すようにしておかないと、必ずこのような状況に陥っていきます。ですから、得点したときに声を出すだけではなく、失点した直後に全員で声を合わせて出すという方法をチームに取り入れておく必要があるのです。

失点したときに、必ず全員で声を合わせて出すように私が厳しく注文つけるのは、このような状況を避けるために、それが絶対に必要であるからなのです。

ある程度、実力差があって、どう転んでも当方が負けるはずがないという場合はともかく、技術面、体力面は同レベルで、メンタル面が勝敗に影響を及ぼすと思われるような試合では、必ず、失点したときに、チーム全員で声を出すというプレーを採用しておくことが必要だと思います。

本日ここまでです。明日からは、この原理を利用してさらに試合を有利に展開するための方法についてお話しします。

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