ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

セッターが使うトスアップ技術の一例

2010年06月24日 11時45分10秒 | セッター・トス

セッターは、最終的には、フェイクをかけて相手ブロッカーを翻弄しながらトスを上げるようにしたいものです。
そのためには、通常のオーバーパスの基本を押さえるだけでなく、例えば次のような技を身につけると有効です。ただ、これらの技術を覚える前にしっかりとした基本を身につける必要があると思いますので、明日はそのオーバーパスの基本を体得するための練習方法についてご紹介します。では、まず、どういうワザがあるか見て下さいほんの一部ですがご紹介します。

図面は青いボールのトスを上げるように見せかけ、実際にはピンクのボールのトスを上げるという表示にしてあります。

図1 
額の真中よりも下(鼻か口の前くらいでしょうか・・。)でボールを捕らえて、バックトスに持っていく方法。(ブロッカーには前方向に上げるように見えますね。その逆を突くトスです)

図2 
この図はセッターを上から見た図なのですが、体はまっすぐ向けたまま額の左右でボールを捕らえ(この図は右側でボールを捕らえています)て、斜め前方向ににトスアップする方法です。(ブロッカーには体が向いている方向の前後にしかトスが上がらないように見えるため、トスフェイントや、バックトスと見せかけての前方へのトスで、ブロックを翻弄できます。)

図3 
手をいっぱい伸ばした状況でセミクイックや平行、さらにはオープントスを上げる方法です。(手をいっぱい伸ばすと、ボールにはパワーを伝えにくくなります。その形からはいかにも低いトス(Aクイック)を上げるように見えます。その逆をついて、セミや平行を手首の力だけで上げるという裏ワザです。)


ほかにもいろいろありますので、順次ご紹介していきますが、とりあえず、これらの技術をマスターするべく、少しずつ記事をアップしていきます。小学生でもできるよう、最初の基本から説明し、その後本日紹介したトスを上げるための練習方法をご紹介したいと思いますので、お付き合いよろしくお願いします。
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