ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

アドバイス時に気を付けていること

2013年10月21日 07時15分27秒 | メンタル面

はじめに
試合中にアドバイスしたつもりが、逆効果となることがあるから、注意が必要です。
試合中に行うアドバイスで私が注意していることは、指示の正しさより、トータルして結果の出るものを伝えるということです。

サーブレシーブで苦しんでいるとき
よく言うのは
「セッターに返さなくてもいいから、4~5本のうちに1発上げてつなごう。エースまでトスを持って行くぞ!」
とか
「このサーブを切ったら、先が見えて来るぞ!1本なんとか上げよう」
「誰かが触った後の次のボールはみんなで集中してカバーするぞ」
というようなことです。
4~5本のうち1本ということなら、そのうち1本くらいは上がるでしょという感じで、緊張からやや解放されます。
また、皆がカバーしてくれるとなるから、レシーバーはポジティブに勝負に行くのです。

こういうときあまりよくないと思うのは
「狙われてるぞ。気を付けて」
というアドバイス。
これは、選手により一層のプレッシャーを掛けてしまいます。

「サーブレシーブをミスするな!」
こういうのもどちらかというとあまりよくないと感じているのです。
理由は、「○○するな!」という言い方ですね。
ミスするなという言い方は、マイナス思考に走り、ミスしないために勝負しない、プレーしないという風になって、ますます消極的なプレーがミスを誘発するからです。
ミスしてほしくないときは
「次を上げて、サーブを切ったら、勝算が出て来るぞ!」
などど、「○○をする」というように気持ちが傾くような言い方をするのです。

本日ここまでです。

 



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