
セッターの大事な仕事
セッターならトスを上げる技術があるのは当たり前、味方アタッカーの調子を考え、相手ブロッカーのタイプを考え、試合の流れも考えながら、得点確率の高いところから仕掛けていくなど、やはり試合を組み立てる司令塔という役割を果たしてほしいのです。
でもですね、いっぺんに全部を要求しても無理ですからね、まずは、セッターを目指すなら、パス(特にオーバーパス)がうまくならないとですね。今から、バレー選手を目指す諸君は、ぜひ、パスをきちっと練習してほしいと思います。(次回はセッター用練習についてアップしますね)
セッターの仕事をするには、アタッカーをよく育てておく
アタッカーが相手のブロックをものともせずに打つほどの打点や威力を持っている場合にはアタッカーがのびのびと打てるトスを上げて打たせればよいかと思います。
しかし、身長1m70cm台の選手が1m90cm前後の選手と試合をすることを考えると、やはり試合を想定した、打ち方をマスターさせておく必要があります。
この部分について、セッターは自らが使おうとする戦術について考えそれを実行するためのスパイク練習をアタッカーにさせておく必要があると思うんです。
これをどのくらいのレベルに持っていくかは難しいですが、選手の力を見ながらチーム戦術も考えながら、まずは、無理のないところからやっていくしかありませんね。
ブロックを翻弄するための基本的な手段
ブロックを翻弄するための手段としてわたしが考えているのは
速いクイックを1本つくること
アタッカーをクロスして走りこませて打たせること
アタッカーをネット際で横向きに走らせブロックを
振り切る攻撃を持つこと
トスの組み立てで考えること
立ち上がり詰めなど勝負どころでどう攻めるかということ
相手のよいサーバーがいるときにどう攻撃するかということ
アタッカーのテンションをいかに上げていくかということ
リスクを背負ってもやる価値のあるプレーとタイミングを見ること
その他試合中に考えること
相手セッターやアタッカーをうまく潰す方法はないかということ
サインはしっかり味方選手に伝えること、少なくともトスを回すアタッカーにはしっかり伝えること。
などでしょうか・・・。
あと、もう少し具体的な話を次回以降にしていきますね。

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