ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

私がライト向きでのトスアップを推奨した理由

2014年07月19日 23時04分08秒 | セッター・トス

私自身トスアップする時は、レフト側を向いてするというのを原則としています。
しかしながら、あるママさんチームのセッターに対してライト側を向いてトスアップしてはどうかと持ちかけたことがあったのです。

ライト向きでのトスアップを推奨した理由(その1)
実は、このチーム特有の事情があったからなんです。
このチームの前衛レフトの選手は、サーブレシーブがうまかったのです。
大人になってバレーを始めたという選手で前衛レフトとしての動きはややぎこちない面がありましたが身長があり、やや遅めのクイックを打っておりました。
それで、サーブレシーブをする前衛レフトとして起用されておりました。
しかし、この選手の一番の魅力はサーブレシーブがうまいということだったのです。時にはバックにも使われるくらいの技術の持ち主でした。その選手は、どちらかというと前衛レフトを好んでいるように思えましたが、いわゆるオールラウンドプレーヤーになるようなタイプの人で、どこでも無難にこなすという選手だったのです。

一方、前衛ライトの選手は、元々経験者で、パスなども安定していましたが、スパイクがうまく、そのためセンターエースのような感じでCクイックを打っておりました。
そしてこの選手は、サーブレシーブから外れてCクイックに入っていたのです。

私は、最も速いタイミングでのクイックを打つ、この前衛ライトの選手に、もっと速いタイミングのCクイックを打たせ、ライト側で時間差をやろうと考えたのです。
これにはいくつかのメリットがあると思われました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿