ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

職員の悩み相談に関する話(その1)

2014年07月25日 07時24分52秒 | 人間関係

はじめに
以前「新面接制度」というタイトルで、記事アップした職場における面接制度について、記事が多すぎてバレーボールの記事を探すのに邪魔になるという意見があって、削除したのですが、先般、この記事を探してくれている方もおられることが分かりましたので、縮小版で再度記事アップしたいと考えます。

面接制度の目的
職員のメンタルヘルス、不詳事故の防止という観点から、課長以上の幹部職員による面接制度が設けられていたのです。
これは全国で数万にも及ぶ職員の中には様々な悩みを抱え、その中で体調を崩したり、飲酒運転やサラ金の問題、職場における不正事務等様々な問題を引き起こすことがあるものですから、そうした事態の解消を図るべく、本部から「風通しのよい明るい職場を作りなさい。」「職員のメンタルヘルスに気を配りなさい。」「不詳事故の防止に力を入れなさい」という具合に指示がなされ、これを受けた現場で色々な対策を講じることとなりその中で、その一方法として職員の面接制度の充実を図ろうとしたものなんです。

問題の発覚
ところが、ある職場に転勤して行った時、一人の課長が受け持ち職員に面接したということで、その面接記録を決裁に上げてきたわけですが、良く見てみると、その面接記録の記載をしたのは面接をしてもらった職員であり、課長は決裁欄に設けられた「面接官」の欄に印を押しただけであるということが分かったのです。
さっそく課長に確認したところ、白紙の面接記録表を職員に配布し、それに各自が現在の心身の状況や悩みなどを記載して提出し、これを提出させることをもって面接に代えていたということが判明しました。
面接記録表を受け取る時、課長が「ここに記載した以外に特に悩み等はないですか?」と質問し、職員は「特にありません」と答え「じゃ、今後もしっかり頑張ってくださいね。」と課長がお願いして面接したことにするという、1件当たり約10秒で終わる面接で、時には「これだけ?」「ハイ」「了解」ってな具合で終わる面接もあるということなんです。

こういう形ばかりの面接が行われているという実態が明らかになったわけなんです。

これでは、信頼関係は築けませんよね。私はがっかりしたわけなんです。


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