はじめに
昨日のナオさんのコメントによると、練習への協力者がおられるということです。で、少しスパイクが打てるようになったということで、少しでも練習して次の練習試合に備えたいということで次のような質問がありましたので、これについて、急遽図面を付けてお話します。
ナオさんの質問
明日、友達がもう一度練習に付き合ってくれます。僕を入れて二人での練習になります。（３人いればもっと練習の幅が広がると思うのですが・・・(--;）)
先日の試合形式の練習ではまだ助走が無意識にできず、頭の中で（助走ポジションに着いたら左足を前にしてトスを待つぞ）てな感じで違和感を感じてしまいます。
今日出来る限り助走も練習してスムーズにできるようになって明日の練習に望みたいんですが
こんな状態の僕には明日はどんな練習が効果的になるでしょうか？
セッターの役の友達は結構上手にトスを上げてくれるんである程度の注文にも答えてくれそうなレベルです。
明日で友達に頼んだ練習は最後になります。
何か良いアドバイスありましたら宜しくお願いします。
推奨する練習
あまり、無理してせっかく修得しかけたオープンスパイクの技術がごちゃごちゃにならないだろうか・・・・という不安はあるのですが、そこは、状況を見ながら、おかしくなり掛けたらまた基本に戻って練習するという条件付きで挑戦していただくということでお願いします。
で、本日推奨するのは、ちょっと実戦的な乱れたトスを打つ練習です。
これまでの練習で、ピンクシャツのセッターがトスアップして、●→●という具合にトスボールが飛んで来る場合、アタッカーは白シャツ位置の助走開始ポジションにつき、そこから、45度のくらいの角度からトスを見ながら緑シャツのとおり走り込んで、スパイクします。
これが基本ですね。
で、本日考えるのは、このトスが、下図のように離れたり、はたまた、パスがセッターに返らず、中衛センター辺りからオープントスが上がって来る場合にどのようにするかというお話です。
離れたトスもダイレクトスパイクの要領で打つ
セッターにボールが返球されたので、白シャツ位置に助走ポジションを取ったら、トスが●→●のようになってしまったという場合どうするかということなのですが。
少々の乱れ方であればですね、そのまま下図のようにトスに向かって真っすぐ走り込んでセッターよりも左側に向けてスパイクするというダイレクトスパイクの要領で処理できます。
トスのとらえ方としては、この程度ならアタッカーに向かって真っすぐトスが飛んで来る状態になり、簡単です。
しかし、ヒッティングの位置はネットから離れていますし、ストレート側に少し方向を変えて打つ必要があるので、その点に慣れておくことが必要です。
オープンスパイクの基本を掴んだ上での話になるのですが、ネット際のトスがスパイクできるようになったら、このようにネットから少し離れたトスも練習で上げてもらって、黄色シャツの位置にも走り込めるような助走開始ポジションを見つけておくといいと思います。
緑シャツの位置にも、黄色シャツの位置にも走り込める助走開始ポジションですね。
これを見つけておくのです。
次の記事では、パスが返らなかった場合の処理についてお話します。
続いてどうぞ～
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自分自身の見解ですが助走開始ポジションをあらかじめ決め、練習していく中で球出しを受けてセッター役の友達に返して助走ポジション付近に走ってスパイク動作に入って打つという一連の流れをただひたすら練習しだしてから40
分くらい経った頃にはもう助走は頭で考えずとも流れの中に自然に組み込まれた状態まで持って行くことができました。
約1時間30分の練習の最後は試しにあえてネットに対して直角に入る助走でスパイクを試したところレフト、ライトポジションどちらでもいいスパイクを打つことができました。
さすがに友達も『おおっ！！』と驚いていました。
ボールの軌道に対して直角に入った助走でのスパイクは打ち安いスパイクだったとは思いますが、荒削りですが少しずつタイミングをつかみかけている感じがします。
こんなに力まず打てたのは初めてでした！！
僕のためにいろんな対策を考えて下さりほんとにありがとうございます。
明日明後日とチーム練習があり、いよいよ土曜日は大会です。
チームのメンバーを信じて自分が決めなきゃとか思わず７割くらいの力で確実に相手コートに入れていくスパイクを心がけて挑みたいと思います。
ほんとによかったですね。
直角に入れて、しかもライトもレフトも打てたということは、オープンスパイクを自然に自分のものにしているという証拠だと思います。
それができるようになったら、今度はあらゆる方向から飛んで来るトスに対しても、うまく体を持って行ってスパイクできるようになると思います。
逆サイドに移動しながらのセミ等もできますし、最悪真後ろから上がってくる二段トスにも合わせられるようになると思います。
友達に感謝しないといけないですね。
で、恩返しはプレーで活躍して行くことですね。
私も、ほんとに、自分のことのように嬉しく思います。
じゃあ、明後日頑張ってください。
結果を楽しみにしております。