はじめに
昨日までの記事で、相手攻撃に対して、レシーバーがその準備のために張るポジションと、トスアップされたボールを見て、それがAクイックであった場合のポジションの変更方法についてお話しました。
つまり、下図のとおり、中衛センターとバック両サイドの選手はトスアップ前には黄色シャツの位置でポジションを張って、オープントスにも、クイックにもポジション変更できるような場所で構えた後、Aクイックのトスが上がった瞬間に、赤シャツのとおりつっこんでいくというわけです。
今日は、この場合のバックセンターの働きについてお話します。
バックセンターの役割
バックセンターのポジション取りは、この図には示してありませんが、要はなんでもありのプレーをさせるからなのです。
バックセンターは相手のトスアップが行われる直前まで、バックライン付近に一人のこりますが、ここから相手の体制や当方の守備体制を見ながら、ここがやばいというところのカバーに入ります。
例えば、黄色シャツから赤シャツ位置に突っ込んだ3人のレシーバーが、相手のクイックを体に当てる感じでボールを上げるわけですが、このカバーに走ったります。
Aクイックに対して、3人が突っ込んでこれを拾いに行くと言っても、赤シャツのレシーバー3人がこのボールをコントロールして上げるのは難しい場合があります。
床に落とさないのが精いっぱいという感じですね。
そこで、この赤シャツ位置に突っ込んだ3人が体に当てた次のボールにバックセンターが反応しトスアップするというのが、バックセンターに与えた役割です。
という具合に考えます。
ただ、バックセンターには一応考え方は示しても、実際の試合では色々なことが起こるので、後ろから体勢を見ながら中衛センターとも連携して、自らのセンスでバック両サイドの選手にも指示しながら、守備位置を修正し、なお不足する分を自分でカバーすると言ったような動き方をするわけですね。
現在、2週に1度見に行っているチームのバックセンターは、こういう点で極めて高い能力を有するバックセンターだと思います。
キャプテンもされていて、人格も優れ、ほんとに皆の信頼を集めているな…という感じがいたします。
本日ここまでです。
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