ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

かなり低い位置から行うAクイックのトスアップ(つづき)

2010年09月17日 11時59分36秒 | 攻撃
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つい先ほどアップした記事「かなり低い位置から行うAクイックのトスアップ(その1)の続きです。
写真が多いと開くのに時間がかかるということで二つに分けました



乱れたパスに対してのトスアップの瞬間


セッターは写真左から2番目のブロッカーの向こう側に、膝を深く折ってボールの下にもぐりこんだ体勢でトスアップしています。
クイックの選手はセッター方向を見ながらジャンプを開始しています。
ブロッカーは全員が、セッターのトスアップの状況を見ています。
トスを確認して、ブロックにジャンプしようとの構えなのですね。


トスしたボールはアタッカーの顔の前に・・・・

ボールはネットより上ですが、アタッカーの顔にぶつかりそうなボールです。
アタッカーは、そのボールを、腕を曲げた状態で、ちょうど顔の前に来るハエを追い払うような感じで、ボールをはたいているのですね。
スパイクとしては、かなり不完全なものですが、ブロッカーが誰もジャンプしていませんから、これでも十分攻撃として通用します。


ブロックがまにあわず、当たりそこないのクイックが決まる

引っかけのような感じで、このAクイックは行われ、バックライトの前にボールが落ちていくところです。レシーバーがオープンを予測して早めに開こうとすると、こういうことになってしまいますね。
ブロックも、遅れながらも一応ジャンプしていますが、間に合いません・・。
セッターは、ちょうどブロックに飛んでいる選手の向こう側で床に寝ころんでいますが、強引なトスアップした時は、ホールディング取られないよう、トスアップした直後、このような姿勢をすることも大事ですね。

以上、強引なAクイックを紹介させていただきました。
このように、ネットから離れた位置からでも、セッターとアタッカーの位置関係を決めておいて(この場合45度ですが・・)、互いがそれを意識してプレーし、とにかくネットに引っ掛からないようにトスを上げれば、結構、このような攻撃ができるものなのです。

また、こうしたプレーは、その後の攻撃展開に大きなメリットがありますし、決めたほうにしてみればテンションが上がるし、決められたほうにしてみれば精神的ショックを引きずる・・・ってな効果も期待できます。

どうもありがとうございました。



こちら↓にも、他のバレーボール愛好家の記事がありますよ。どうぞお立ち寄りください。
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