はじめに
昨日の記事オープンスパイクを打つ(その3・・・タイミングとジャンプ位置が合わないパターン)では、大根切りと通常のバットスウィングの話をいたしましたが、今日はもうひとつ、衝突の確率についてお話します。
衝突しやすい運動の方向
そんなに難しい話ではないのです。
ちょっと、考えてみてください。昨日の大根切りから、スパイクのトスと助走に関する話に行くためのつなぎの話題のようなものです。
下図を見て下さい。
3つのパターンで床の上でボールを転がします。
左側は●と●の進行方向が直角に交わるように転がします。
真ん中は●と●の進行方向が45度に交わるように転がします。
右側は●と●の進行方向がお互いのほんの少し上方向に向くように転がします。
さて、●と●がぶつかる確率はどれが高いかということなんです。
答えは下図のとおりです。
それぞれのボールがぶつかりあう可能性がある場所を で示しました。
のスペースが広いほど衝突の確率が高いということになります。
一番左のように進行方向が直角に交わるような感じで進んだボールは、衝突の可能性が低く、
お互いのボールがほぼ向き合った状態で進んで来る時が最も衝突の可能性が高いということがお分かりいただけたと思います。
終わりに
このお話で私が何を言いたいかお分かりいただけたと思います。
トス方向に対して90度方向に走り込んで行くというのは、ボールを捕らえる範囲が最もせまくなるということを認識してほしいということなのです。
もちろん、慣れてきたらこの方向でもきちっとボールを捕らえられるようになりますし、ビーチバレーなどでは、これに加えてその日の風によってボールが流される度合いも計算してジャンプできるようになります。
しかし、初心者の間はできるだけボールを捕らえる範囲を広くしておいてスパイク練習したほうがよいのです。
明日から2回に渡り、オープンスパイクも順を踏んで練習すれば、1日で打てるようになりそうだという確信を持てる動画をアップします。
動画はAクイックの指導方法に関するものです。
具体的な指導方法はオープンスパイクと若干異なるものの、練習の原理は同じです。
この記事で練習すればオープンスパイクも必ずものにできるという確信を持っていただきたいのです。
3日目から、オープンスパイク時の目線の問題についてお話します。ボールを被ってしまうという原因について理解していただこうと考えています。よろしくお願いします。
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