ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

リベロにフォローされないワンタッチを取るスパイクを打つ(その2・・・ブロックを考える)

2014年09月08日 07時06分35秒 | アタック練習

はじめに
昨日はまず、皆さんで少し想像していただくということで、下図のようにピンクシャツのアタッカーが
でスパイクしたボールが○のとおりブロックに当たりますと、
そのボールは○→●のとおり、大きく上方に跳ね上げられ、リベロ等のレシーバーにフォローされたり

→●のとおり、シャッタウトされてしまうのですが、


なぜ、こんなことになるのかということについてもう少し、深く考えてみましょうと提案したわけです。

実は私たちもクラブチームですが、現役で頑張っていたころ、県予選でもベスト4以上くらいになると、対戦する相手チームのほうがほとんどと言っていいほど大きいので、このブロックにどう対抗するかはかなり考えました。
情報を集め、研究し、そして練習に練習を重ねた経験があります。
ほとんどがうまくいかなかったのですが、そんな中でも、いくつかヒットしたものがありましたので、その話をしてみたいと思います。

上手くいったのは自分たちで考えたものではなく、やはり、うまい他のチームの選手から仕入れた情報に基づいて練習したものでした。

ブロックをどうやってするかを考える
ブロックをするとき、ただ、腕をネット上に出しているわけではないのですよね。

もちろん、ただ出しているというだけの人もいますが、うまくなって来ると、空中でアタッカーと駆け引きして腕を動かしコースを読んだり、時には逆に腕をひっこめたりもします。
その中には、ワンタッチを取って味方のチャンスボールや二段トスにつなげられるようなブロックをしたり、一発でシャットアウトしてポイントを上げようとする場合もあります。
そういうようにブロッカーが何を考えてどんなことをしているかを考えてみたわけなんです。

特に今回のmadaoさんのように最高到達点が高いアタッカーのスパイクをブロックするような、っということは同レベルの最高到達点の高さを有するアタッカーとブロッカーが対決するような場合に、どういう工夫をするのかということなんですが、そういう場合のブロックの方法について考えてみたわけです。

例えば9人制でオーバーネットができないブロックであっても、最後の瞬間に手首を下左図のピンクで示したように前方に曲げてシャットアウトを狙ったり、逆に緑で示したように後方に曲げて、スパイクを受け、チャンスボールを取ることがあります。

上の右側の図ですが、これは簡単にコートの外にブロックアウトを取られないようにするために、ブロックにボールが当たるタイミングに合わせて、手の平をコート内側に流すように振ると言いますか、反すと言いますか、このような動きをしている選手もいます。

こういう動きをするブロッカーに対してどのように対応して行くかということなんですね。
本日ここまで、明日に続きます。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿