はじめに
おうちで楽しめるシッティングバレーボールについてお話します。コートの作り方やボールに関する説明は、昨日の記事「子供にバレーの英才教育するのに持って来いの、自宅練習」を参考にしていただくといいかと思います。
今日は、ルールについてお話します。
ゲーム感覚で楽しめますが、侮ってはいけません。バレーボールの基本的な戦術理解、特にネット際におけるプレーの駆け引きについて、実戦でも応用できる技を習得することができます。
ブロックアウト、フェイント、クロス打ち、ストレート打ち、クイック、変化球サーブ等、実戦感覚で楽しめる優れ物なのです。ご家族で楽しみながら、スキルアップを図っていただきたいと思います。
サーブについて
サーブに関するルールは次のとおりです。
サーブは1本。
片方の手で打つ。
ボールは下図のとおり完全にネットより低い位置にある所でヒットしなければなりません。
ボールコンタクトについて
体中どこに触っても可としますが、次のようなルールにします。
次の部位でボールコンタクトできるが2回連続同じ部位でボールコンタクトすると、ダブルコンタクトの反則とする。
(右手、左手、右足、左足、頭、胴体です。この部位を別々の選手6人と考えれば、後は通常のバレーボールの試合と同様に試合ができますね。)
手だけでコンタクトする場合も下図のとおり、左右交互に使わないといけません。そのため、右手でレシーブしたボールが右側に飛んだ場合は、体をひねって左手か足か頭等、右手以外の部位でカバーしなければなりません。
ボールが●→●→●→●→●→●→という具合に動いた場合の選手のプレー状態をボールの色に合わせたシャツの色で表現しましたので、見て下さい。
選手は1対1で向き合って座り、下図のとおり、体を動かしながらボールコンタクトし、相手コートにボールを叩きこんで行きます。
1・・・・右の●のボールを、黒シャツの状態で右手でレシーブ
2・・・・ボールが●→●と返ってきたところで、今度は黄色シャツのとおり、左
手でボールをトスアップ行います。
3・・・・●→●とトスアップしたボールをピンクシャツのとおりスパイクします。
1・・・・●→●とスパイクしたボールを緑シャツのとおりブロックします。
ここは2本の手が同時に当たっていますが、コンタクトは1回と数え
ます。
2・・・・●→●と跳ねたボールをオレンジシャツのとおり、後方に追いかけ
カバーします。
3・・・・●→●とつないだボールですが、オレンジシャツ状態でカバーした際
右手でレシーブしているので、ラストボールは青シャツのとおり
左手で返球しなければならない。ということになるわけです。
以上です。
点数はですね、私たちの場合3人兄弟で一人が審判していたので、15点マッチで、1セット交代でやっておりましたが、その辺は皆さんの都合に合わせて決めていただけばよいかと思います。
で、明日は、このシッティングバレーでどのような効果が期待できるかということにるいてお話させていただきます。
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