ピョン「不思議な感じがしますです」
うさ子「何が?」
ピョン「あの岩です」
うさ子「あれが」

うさ子「ただの岩でしょ」
ピョン「あの岩の本当の正体は・・・・」
うさ子「なによ、あの岩の正体は」
ピョン「あの岩は本当はすごく大きいのです、地上に出ているのが頭で
その本体は地面の下にうずまっているのです」
うさ子「えーっ、それって要石(かなめいし)みたいになってるの」
ピョン「そうです」
うさ子「ただの岩じゃないの、どう見てもただの岩」

うさ子「近づいてもただの岩って感じなんですけど」
ピョン「分かりました」
うさ子「何がですか」
ピョン「この岩の正体です」
うさ子「岩の正体!」
ピョン「そうです、この岩は古代磐座(いわくら)として存在していたのです」
うさ子「磐座って、神様が降臨したりする岩の事でしょ」
ピョン「そうです、その岩です」
うさ子「この岩がですか」
ピョン「そう感じませんか」
うさ子「ぜんぜん感じません」
ピョン「それでは」
うさ子「それでは、どうするのですか」
ピョン「この岩に登ってみますです」



うさ子「ピョン、登ってみて何か感じますか」
ピョン「そうですね、うさ子さんも登ってみたらどうですか」
うさ子「そうね、それでは、よいしょっと」
ピョン「結構大変ですよ」
うさ子「大丈夫です、枝を利用して登ります」


うさ子「何にも感じませんけど」
ピョン「まぁそうですけど」
うさ子「やっぱりただの岩なのよ」
ぴょん「そうかも知れません」
うさ子「そうよ」
ピョン「登ったら降りなければいけません」
うさ子「それはそうよね」
ピョン「それでは、おりますだす」

うさ子「滑りそう」
ピョン「あっ、滑りましたです」
うさ子「ああぁ」

うさ子「落ち葉の上でよかったわね」
ピョン「おっしゃるとおり、ケガもなく落ちましたです」
うさ子「それでは、私も気をつけてっと」


ピョン「滑り下りたのですね」
うさ子「そう、ピョンが滑ったからその方がいいかと」
ピョン「うーん、確かに、その方がいいです」
うさ子「ピョンが滑って落ちたから、私は楽に降りられたの」
ピョン「勉強になりました」
うさ子「どういたしまして!」
ピョン「あっ!」

おまけ
磐座(いわくら)の話でした。
すっかり秋ですね、寒くなりました。
お身体を大切に。
うさ子「何が?」
ピョン「あの岩です」
うさ子「あれが」

うさ子「ただの岩でしょ」
ピョン「あの岩の本当の正体は・・・・」
うさ子「なによ、あの岩の正体は」
ピョン「あの岩は本当はすごく大きいのです、地上に出ているのが頭で
その本体は地面の下にうずまっているのです」
うさ子「えーっ、それって要石(かなめいし)みたいになってるの」
ピョン「そうです」
うさ子「ただの岩じゃないの、どう見てもただの岩」

うさ子「近づいてもただの岩って感じなんですけど」
ピョン「分かりました」
うさ子「何がですか」
ピョン「この岩の正体です」
うさ子「岩の正体!」
ピョン「そうです、この岩は古代磐座(いわくら)として存在していたのです」
うさ子「磐座って、神様が降臨したりする岩の事でしょ」
ピョン「そうです、その岩です」
うさ子「この岩がですか」
ピョン「そう感じませんか」
うさ子「ぜんぜん感じません」
ピョン「それでは」
うさ子「それでは、どうするのですか」
ピョン「この岩に登ってみますです」



うさ子「ピョン、登ってみて何か感じますか」
ピョン「そうですね、うさ子さんも登ってみたらどうですか」
うさ子「そうね、それでは、よいしょっと」
ピョン「結構大変ですよ」
うさ子「大丈夫です、枝を利用して登ります」


うさ子「何にも感じませんけど」
ピョン「まぁそうですけど」
うさ子「やっぱりただの岩なのよ」
ぴょん「そうかも知れません」
うさ子「そうよ」
ピョン「登ったら降りなければいけません」
うさ子「それはそうよね」
ピョン「それでは、おりますだす」

うさ子「滑りそう」
ピョン「あっ、滑りましたです」
うさ子「ああぁ」

うさ子「落ち葉の上でよかったわね」
ピョン「おっしゃるとおり、ケガもなく落ちましたです」
うさ子「それでは、私も気をつけてっと」


ピョン「滑り下りたのですね」
うさ子「そう、ピョンが滑ったからその方がいいかと」
ピョン「うーん、確かに、その方がいいです」
うさ子「ピョンが滑って落ちたから、私は楽に降りられたの」
ピョン「勉強になりました」
うさ子「どういたしまして!」
ピョン「あっ!」

おまけ
磐座(いわくら)の話でした。
すっかり秋ですね、寒くなりました。
お身体を大切に。