うさ子「ピョン、また苔観察ですか」
ピョン「そうでやんす」
うさ子「そうでやんすね、か」
うさ子「ピョン、飽きないですか」
ピョン「はいです、飽きませんです」
うさ子「まぁ、いいか、誰かに迷惑かけてる訳でもないし」
ピョン「はいです、趣味です」
うさ子「まぁね」
うさ子「あれ、」
ピョン「どうしました!」
うさ子「なんか、音がしませんでしたか?」
ピョン「あああああーーーーー、なんだろう????」
うさ子「風!!!!」
ピョン「あっ、又三郎か?」
うさ子「風が強く吹いたみたい」
ピョン「あれ?」
うさ子「どうしたの?」
ピョン「み、見て下さい、あそこ」
うさ子「えっ、何!!」
ピョン「何だ!!」
うさ子「ピョン、怖いです」
ピョン「僕もだす」
うさ子「あれ、あれ、もしかしたら」
ピョン「もしかしたら、何ですか」
うさ子「よく見て」
ピョン「王様!」
うさ子「そう、王様よ!」
ピョン「王様、久しぶりです」
王様「そうだのう、久しぶりにやって来たのう」
うさ子「王様、お元気でしたか?」
王様「おお、うさ子さんじゃったかのう」
うさ子「そうです、うさ子です」
王様「おお、わしはこのとうり元気じゃわ、ピョン太さんはどうじゃ」
ピョン「はいです、元気だす、僕の名前はおぼえていてくれたんですか」
王様「忘れんのう、ようーく、わしのまねをしておったからのう」
ピョン「はー、そうでした」
うさ子「王様、何かご用があって来たのですか?」
王様「そうじゃのう、これといった用はないのじぁが、
ラビット大国は、冬は寒いので、それでじゃ」
ピョン「じゃ、しばらく霧降にいるのですか?」
王様「よいかのう」
うさ子「もちろんです、ゆっくりして行ってください」
王様「そうかのう、そうれは有り難いのう」
ピョン「そうれでは、僕が王様を、お連れしますです」
王様「そうれは、有り難いのう」
ピョン「そうれでは、どうぞ」
王様「どうれ」
ピョン「あれ~~~、動けません」
うさ子「ピョン、無理なんじゃない」
王様「そうじゃった」
ピョン「重いだす」
王様「わしは、空間移動が出来るのじゃったわい」
ピョン「それを先に言ってください」
王様「はっはっはっ、」
うさ子「ピョン、残念でした」
ピョン「うううううううーーーーーーー~~~~~だす」
王様「それでは、お先にお宅にお邪魔するかのう」
うさ子「どうぞ、先に行っていてください」
ピョン「僕たちは、空間移動はできません」
王様「はっはっはっ、そうれでは」
うさ子「ピョン、早く、早く」
ピョン「分かっていますです」
ピョン「つかれたびーー」
王様「お先にじや、お邪魔してるのう」
うさ子「王様、早いです」
ピョン「疲れたびーー」
王様「ご苦労様じゃ」
ピョン「疲れたのう」
王様「まねせんで、いいわい」
ピョン「そうじゃったのう」
王様「こら」
ピョン「しっれいしましただす」
おまけ
にゃんともなりません。