うさぎ村のブログ2

うさぎカンパニーの小さなうさぎ村の暮らしの中

うさ子とピョン太の話270

2019-10-21 10:23:19 | ウサピョン

うさ子「ピョン、また苔観察ですか」

ピョン「そうでやんす」

うさ子「そうでやんすね、か」

うさ子「ピョン、飽きないですか」

ピョン「はいです、飽きませんです」

うさ子「まぁ、いいか、誰かに迷惑かけてる訳でもないし」

ピョン「はいです、趣味です」

うさ子「まぁね」

うさ子「あれ、」

ピョン「どうしました!」

うさ子「なんか、音がしませんでしたか?」

ピョン「あああああーーーーー、なんだろう????」

うさ子「風!!!!」

ピョン「あっ、又三郎か?」

うさ子「風が強く吹いたみたい」

ピョン「あれ?」

うさ子「どうしたの?」

ピョン「み、見て下さい、あそこ」

うさ子「えっ、何!!」

ピョン「何だ!!」

うさ子「ピョン、怖いです」

ピョン「僕もだす」

うさ子「あれ、あれ、もしかしたら」

ピョン「もしかしたら、何ですか」

うさ子「よく見て」

ピョン「王様!」

うさ子「そう、王様よ!」

ピョン「王様、久しぶりです」

王様「そうだのう、久しぶりにやって来たのう」

うさ子「王様、お元気でしたか?」

王様「おお、うさ子さんじゃったかのう」

うさ子「そうです、うさ子です」

王様「おお、わしはこのとうり元気じゃわ、ピョン太さんはどうじゃ」

ピョン「はいです、元気だす、僕の名前はおぼえていてくれたんですか」

王様「忘れんのう、ようーく、わしのまねをしておったからのう」

ピョン「はー、そうでした」

うさ子「王様、何かご用があって来たのですか?」

王様「そうじゃのう、これといった用はないのじぁが、

   ラビット大国は、冬は寒いので、それでじゃ」

ピョン「じゃ、しばらく霧降にいるのですか?」

王様「よいかのう」

うさ子「もちろんです、ゆっくりして行ってください」

王様「そうかのう、そうれは有り難いのう」

ピョン「そうれでは、僕が王様を、お連れしますです」

王様「そうれは、有り難いのう」

ピョン「そうれでは、どうぞ」

王様「どうれ」

ピョン「あれ~~~、動けません」

うさ子「ピョン、無理なんじゃない」

王様「そうじゃった」

ピョン「重いだす」

王様「わしは、空間移動が出来るのじゃったわい」

ピョン「それを先に言ってください」

王様「はっはっはっ、」

うさ子「ピョン、残念でした」

ピョン「うううううううーーーーーーー~~~~~だす」

王様「それでは、お先にお宅にお邪魔するかのう」

うさ子「どうぞ、先に行っていてください」

ピョン「僕たちは、空間移動はできません」

王様「はっはっはっ、そうれでは」

うさ子「ピョン、早く、早く」

ピョン「分かっていますです」

ピョン「つかれたびーー」

王様「お先にじや、お邪魔してるのう」

うさ子「王様、早いです」

ピョン「疲れたびーー」

王様「ご苦労様じゃ」

ピョン「疲れたのう」

王様「まねせんで、いいわい」

ピョン「そうじゃったのう」

王様「こら」

ピョン「しっれいしましただす」

おまけ

にゃんともなりません。

 

コメント (2)
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