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神河町犬塚

2012年07月26日 | 奈良・飛鳥時代

 神河町の法楽寺は古くから「播州犬寺」の縁起として地域ではよく知られているらしく、その関連と思われる犬塚を見つけた。法楽寺の南、福山集落には、牧夫長者の屋敷跡と伝承されてきたところがあり、稲荷の祠がまつられている。また、神河町の北部、長谷地区にも犬塚がある。背後のお堂には宝筐印塔がまつられている。この犬塚は、法楽寺伝説の後日談ともいえるもので、牧夫長者の妻が、夫の地位を奪おうとした家来に味方したことを恥じて出家し、この地に清水寺という寺を建てて隠棲したとのものである。夫が家来に襲われたときに二匹の犬が夫を助けたのであるが、そのうちの一匹が年老いて長谷に迷い込んで死んだ後、哀れんだ住人が犬を葬ったことから長谷の犬塚は伝承されたという。この地域、江戸時代までは犬見村と呼ばれていたらしく、長谷を流れる市川の支流を犬見川と呼んでいる。

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