今から30年くらい前の2月・・
Hさん(しっかり者の女子)は 高校受験の2,3日前から
水疱瘡で顔中ブツブツ・・そして薬で あちこち白くなっていて
きの毒なくらい・・でした。
だれが見ても・・水疱瘡・・
彼女が願書を出したのは 第1希望の都立・・第2希望の私立(こちらに進学しても良いかな)・・
そして 滑り止めの第3希望の私立(掛け捨て保険のつもり・・)
①どうしても入りたい ②受かったら入っても良いかな ③少々調子が悪くても多分合格・・
当時は このような選び方で3校出願が 多かったかも知れません。
でも もちろんのこと 受験できなければ 合否もありません
都立高の入試までは 何週間かあるので体調も戻るでしょうが・・
調子を落とすかも知れない・・とにかく 私立を受験できなければ
進路担当のベテラン先生が 受験予定校の担当の先生と何度か電話で相談して
やっと1校だけ 保健室で隔離されての受験が許され 無事合格しました。ふぅ
結果的には 3月に受験した都立に合格し 現在も保育の現場で しっかり
責任を担って 仕事をしているようです。
受験のシーズンになると いつも思い出します。忘れられない・・
当時から 推薦入学の制度もあって 早々と進学先の決まる生徒もいたけれど
2月・3月まで とことん努力して 精一杯のちからで頑張りたい・・
今よりは 限界突破を目指す生徒の多い 時代だったかもしれません。
ケヤッキーに 会いました