先日 ネットのニュースにあった 平野久美子著「異状死」という本を
書店でみつけました。パラパラとめくり うーんと考えて・・その日は棚に戻しました。
日本人の5人に1人は この異状死という扱いで警察のお世話になるとのこと。
そして 似たような状況でも 自治体によってかかる費用が違うとの事。
今まで考えた事もないことが いくつもあって興味深いのですが・・
こんな知識が役にたってしまったらと思うと 何となく買うのも怖いのです
昨年 60歳代の知人が2人も 急死なさって 本当に驚きショックを
受けました。どちらも さっきまで 一緒に夜の食事をして お茶を飲んで
楽しく会話した後との事。
1人は ご家族が入浴している時にリビングに倒れていたと・・
もう1人は ご本人が入浴中で・・ようすが気になって途中で声をかけた時は
「大丈夫・・」との返事があったそうです。
どちらも 救急車を呼んだ時には 間に合わなかったそうです。(異状死?)
警察が来て 家の周りには規制のテープが貼られて 家族は まるで取り調べ
のようなたくさんの質問を受け 犯罪者のような扱いで 悲しむことも
できなかったと お悔み行った時に聞き 驚きました
それを聞いてからしばらくは ワタシも 気がつくと呆然としてたり
急に悲しくなったり 恐ろしくなったり・・
「ワタシ どうしたんだろう」と思うことも しばしばありました。
この本には その時に聞いたこの他にも 著者が体験したいろいろ。
異状死扱いのために後に請求されたお金のこと(自治体によって違う???)や
友人には聞きにくいことや 本当はあまり考えたくないことなども けっこう
書いてあります。
一気に読むのはちょっときつくて 少しずつ 項目ごとに読んでいます。
それにしても 犯罪を防ぐとか 真理を追求とかあるのでしょうが
こういう制度というか 決まりというか やり方というか
どうにかならないものでしょうか・・