十数年来のお付き合いになる知人・Hさんのお宅に寄りました。
ずっと 他所でお会いする関係だったので 初めてのことです。
先日 久しぶりのメールで 「ちょっと わが家に来て下さる?」って
どうしたのかしら 寒いから 外での待ち合わせでなく
玄関までお迎えに行って 一緒にお出かけしたいのかしら
等々・・考えながら 向かいました
3ヶ月ぶりくらいかな?
ちょっと 緊張します・・(;´д`)トホホ
ピン~ポーン~「さぁ・・どうぞ・・」と 通されたリビングは
見事なまでにスッキリと 片づけられていて 無駄がない。
片隅に これもきれいな 「介護用のベッド」がありました。
お話しによると それまで何年か介護なさってきたご家族が
先月 施設に入られて 3週間になるそうです。
ポッと空白ができて 連絡をくださったのでしょうか・・
前から申し込んでいた施設に空きが出た・・との知らせがあってからも
「コロナの今 預けて良いのか・・もうなかなか会えなくなるのか・・
最後まで自分が責任を持って看るべきなのか・・」等々・・
ずいぶん悩まれてのこと・・と おっしゃっていました。
ご家族様は 社会的にも立派なお立場で お仕事をされたようですが 持病があり
家庭内のことは全て・・食生活の管理も 何十年もの間 Hさんがしてこられて
けっこう責任も感じておられるようでした。
ここまできて 他人にゆだねることへの迷いも大きかったようです。
何が正しい選択なのかと ずいぶん悩んで いろいろな人の助言も得て
決断して・・今も 本当に良かったのか 吹っ切れてはいないように感じました。
(自分もそうでしたが こういうことって 正解はないように思います。)
今は この広いお部屋・お家に お1人で お住まいなのかしら?
(お隣の建物は 息子様の仕事場です)
お茶をいただきながら 周りをみると「あ~この方 本当に頭が良いんだなぁ・・」と
改めて 感心しました。きちんと整理されて無駄がなくて それでいて
ちょっと可愛らしいものも有り 潤いを感じるお部屋でした。
ここで 何年も 夜も昼もなく 介護なさっていたんですね。
コロナが始まってから 他との交流もなくなり ほとんど二人きりの生活で
もちろん出かけることもなく 息抜きもできない・・
「感染が怖いから スーパーもデパートも行っていないのよ。」とのこと。
ひたすら介護の生活で 7kgもお痩せになったそうです
今は 施設でもガラス越しの面会で ご家族様はHさんのことも
よくわからない様子・・とのことでした。
え~と え~と (´ε`;)ウーン…
呼ばれたワタシは・・どうすればよいのかしら?
まずは たくさんお話を聞いて「歌いたい・・ピアノを弾きたい」との
応援・・手伝いかしら?少し手順など考えましょう
この日は マダムシンコのわらび餅を パクパクしました(^^♪