牧師・礼拝説教（要約）

【先週の礼拝説教回想】９月１７日
・説教者　　山田　隆牧師
・引照聖句　ガラテヤ人への手紙３章２６～２９節
・説教題　　約束による相続人
▼著者、パウロ。執筆年代、４９年頃。宛先小アジヤのガラテヤ。執筆場所、エペソかマケドニヤ。執筆事情：パウロがガラテヤの諸教会を最後に訪れた後に、ユダヤ主義者が来て、救われるためには割礼を受けなければと言って人々を惑わした。そして、パウロの使徒職について攻撃した。これらの問題に対処するため。
５：６「キリスト・イエスにあっては、割礼を受ける受けないは大事なことではなく、愛によって働く信仰だけが大事なのです。」（割礼は旧約聖書での行いの象徴的な行い、主イエス・キリストが来られて、彼を信じて義とされることになったから）。
▼３：２９「もしあなたがたがキリストのものであれば、それによってアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。」
▼約束の相続人の私たちの姿をＤ・Ｆ・キンロー師の「エマオの道」４月１２日から、引用させていただきます。・・・「ではどうしたら聖霊の油注ぎを失わずに日々を過ごすことができるでしょうか。聖霊によって歩むことはより成熟した深い信仰の世界です。キリストは私たちがきよい心を持って聖なる生活を送る方法を学ぶことを願っておられます。また日常生活の中で、絶えず神に仕えることを学んでほしいのです」神は大事にも小事にもあなたを導かれます。些細に思えることが往々にして大きなことの鍵となります。もし、神が勉強、掃除、或いは草刈りをするように導かれるならば、それらのことも祈祷会と同じように神聖なことです。しかし、もし神が祈祷会に導かれているのに、勉強や掃除や草刈りをしていたなら、それは御心にかなわず、神に臨在は薄れていくでしょう。
　人生とは片方の手を神を賛美するために高く揚げ、もう片方の手を日々の暮らしに必要な務めに浸すようなものです。神に声を敏感に聞き分けることを学ばなければなりません。それが聖霊に満たされ、聖霊に導かれ、聖別された生活を送る鍵です。」
▼聖霊によれば、正妻の子でないイシマエルの子孫と正妻の子孫とは、同じように、この世では繁栄しているもののようです。しかし、根幹的な違いは、キリストが彼らにはないことです。二人の違いを両者から立ててみれば、霊的に以上の相違は明らかでしょう。この世の考え、神を信じて生きて、真の神を信じていない人々の裁きには保証はないことを憂いましょう。
▼３：２９．異邦人であった、信仰によって、私たちは霊肉の、約束された神ともろもろの良き相続人とされていることを喜びましょう。キリストの福音を他に伝えましょう。